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グランプラスに京桜 2
グランプラスに京桜のつづきで、あります。
桜乱舞の中から、ブリュンヒルデが登場する場面です。

思ったよりも梅雨が長引いて、助かっています。
天気予報などでは、スッキリ、はっきりしない曇天が続いていることを訴えていますが、これでカラッと晴れてきたら大変です。日中外に出れなくなります。とりあえず過ごしやすい7月でした。

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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2019/07/20 15:22] | アートライブ2019/20 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
シントラ王宮 再び
 ポルトガル、シントラの王宮です。
リスボンから電車で40分の高地です、ロカ岬もシントラです。

2005年に行って、街の裏山みたいなところに上って、写真を撮りました。
そのあと描いた絵ですが、今年の展覧会のために描き加えています。


シントラ王宮2

シントラ王宮1

シントラ王宮3

シントラ王宮4

シントラ王宮5


シントラ王宮

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[2019/07/16 17:39] | アートライブ2019/20 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
バガヴァッド、なのだ。
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 古代インドの哲学書「バガヴァッド・ギーター」と調べてみようかなと思って検索したら、こんな不思議な本があった。ルドルフ・シュタイナーの人智学には、あまり縁がないが、その元である神智学の本は、30年ぐらい前にたくさん読んだ。ブラヴァッキー婦人、リードビーター、クリシュナムルティ、ベサント、ピアースン、パウエルなどの本だ。神智学大要全5冊も持っている。

 ギリシャ哲学やキリスト教の教義に凝り固まっていたイギリス人が、植民地にした古代インドに恐ろしく深い宗教と哲学があったことに驚嘆して作ったようなものが、神智学ではないかと思っている。

 キリストがユダヤ教徒であったように、ブッダもバラモン教の中で育った。ジャイナ教の影響も多いようですが、ブッダのことばはそのような思想を前提に受け止めなければいけません。

 大乗仏教がブッダの教えと、全然違うように見えるのと、カソリックのキリスト教が、キリストの教えというよりも、パウロ教ではないかと言われていること(言われていないかもしれない)。そんなことがこの本には書いてあるのかどうか。気にして読み始めたところです。


シュタイナー根源的霊性論-バガヴァッド・ギーターとパウロの書簡-
 ルドルフ・シュタイナー/著 高橋巖/訳
より、自由に抜粋しました。

 自分を捨てて何かに自分を託す態度、それで帰依です。そこから始まるのです。自分の立場を忘れて、相手の立場に立つというのは、実は日常誰でも行っていることです。

 人と話をするとき、相手の話を自分が語っていると思えるとき、融合なのだ。そして同時に、自分の話を相手が語っているように話すのも融合なのだ。

 私たちが漱石の『吾輩は猫である』を読むと、読んでいる私は猫になっています。自分はカルマ的に、ある先生のもとに居ついて暮らしているみたいなことを自分のこととして感じ取れないと面白くありません。小説が読めるということは、自分の中に、自分でないものを自分のことのように体験する能力がある、ということを意味しています。

 
 この世の世界の中で、少しでも自分を偉い存在にしたいと思った瞬間に、つまり上下の関係で融合を図ろうとすると、この世との本来の関係が断ち切られて、ルツィフェルの虜になる。真剣にこの世と向き合いたいのなら、自分は偉い、と絶対に思わないこと。

 この世で大事なのは、個別の中にしかない。個々のものと深くかかわろうとして、そこにちょっとでも普遍的なものが紛れ込んでくると、その普遍を通して、自分が偉くなってしまう。自分を権力と結びつけてしまう。


 どんな場合も帰依がないと、そもそも芸術は始まりません。画家が何かに向き合うとき、風景でも人物でも、自分の心などはどうでもよくなっています。ひたすら相手に自分を託していないと、風景も人物も表現できません。その画家の個性がどう現れているかは、結果にすぎません。対象を表現するときに、自分の個性をどう出そうかと思っていたら、その作家が本当の美の作品に至ることはありえないと思うのです。

 道端に草花が咲いていた。その草花と出会ったときに、草花は魂になりたいと思ってあなたの方を向いている、と思ってくれ。そのあなたの感じは生命力になって草花の方に流れていく。

 あなたがいま道を歩いているとして、あなた自身の存在が道を歩いていると思ったら、間違いだ。あなた自身の存在はその道の遥か彼方にまで伸び広がっている。今ここを歩いているのは、あなたではなく、あなたの肉体に過ぎない。

 どんなことにも「意味を感じ取る」ことです。その意味を自分で見つける感覚。あっ、自分は今退屈しているな、と思った時が大切なのです。

 実は私たちは、どんなときにも、ひとりではないのです。自分の部屋に閉じこもって、たったひとりで居る、と思っていても、たったひとりではないのです。

 
 パタリロのモデルについては有名でしょうが、ちなみに、バカボン。
「バカボンのパパ」のバカボンっていますよね。一説によると、バガヴァッド・ギーターに出てくるバガバーンから取られているそうな。なのだ。

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[2019/07/13 17:14] | 今月の図書2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
名曲の聴き比べ
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 ナクソス・ミュージック・ライブラリを聴き始めてから、無料なのをいいことに、やたらと同じ曲を聴いている。未知の、知らない、新しい曲を聴くのではなくて、よーく知っている、何百回も聴いた曲を、新たな演奏家で聴きなおす。

 なぜ、馬鹿の一つ覚えのように同じ曲だけ聴くのか。人生の選択すべてに言えるが、時間は限られているから、なるべく最高の名曲を聴きたい。そして、モーツァルトであろうがビートルズであろうが、少なくとも100回ぐらいは聴かないと、良し悪しも差異もわからない。作品の本質に迫りたい。

 さすがに文学は、100回も読めないが、「戦争と平和」を一回読んだだけでは、おそらく何にもわからない。何度も繰り返し読むことが、読書の醍醐味である。まれに100回聴いても、ちっとも好きにならない曲もある。長年そんな失敗をしてくると、そのような曲は避けるようになる。断捨離ではないが、だんだん好みの曲数が減ってくる。(本とレコードの全体の容量は、どんどん増えているが) 

 今週借りてきた『クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学 許 光俊』
まさにその、魔の聞き比べ地獄にはまっている人のための本だ。あとがきより。

「聴き比べは、悲しい遊びである。
様々な演奏家が研鑽と努力の末に成し遂げた仕事をいくら聴いても、これはここがダメ、あれはあそこがダメと不満が残る。それはクラシックの愛好家が、しなくてもよいのにしてしまう、もっとも無駄で、もっとも貧しい遊びである。
 この遊びの底には、この世には絶対に存在しないであろう理想を追い求め続ける、暗鬱で切々たる情熱がある。ドン・ファンが理想の女性を求めて報われなかったよりもたちの悪いことに、報われないことをほとんど確信してなお、無駄な遊びを続けさせてしまうのがこの情熱である。」

「つまるところ、それは人生と同じである」

 ヴィヴァルディの『春』(ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」)、
スメタナの『わが祖国』より「モルダウ」
ベルリオーズ『幻想交響曲』の演奏を例に挙げて、しつこく比べている。

 おかげで5種類ぐらいづつ聴いてみた。特に、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の演奏の違いは、甚だしい。なんでこんなに違うんだ。なんでこんな曲を選ぶんだ。もっと名曲があるだろうと思ったが、違いが出やすい曲のようだ。楽譜の指示を無視しやすいともいえる。

「作曲家や演奏家にとって最大の問題は、楽譜ではなくて音楽である」


 それにしても、音楽会や、美術館に出かけるのは、、、しんどい!

クラシック魔の遊戯あるいは標題音楽の現象学 (講談社選書メチエ)

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[2019/07/09 16:27] | レコード | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
血糖値の実験
血糖値


 何度も血液検査はして、特に血糖値が高い様子はないのだが、甘いものや、パンやパスタなどを食べた後、2・3日調子が悪いことがある。何が調子が悪いかは、言いにくいので言わないが、高血糖の症状に似ている。

 最近の病人が増えた問題の多くは、昔よりも長寿になったせいもあるとおもう。ちょっと前まで、サラリーマンの定年が55歳だったのだ。人間50年くらいだったら、大きな病気にならないうちに老衰していたのかもしれない。私の症状は、程度の違いはあれど、結構若いころからあった。

 もっと詳しく検査をして、糖尿病と診断されたとしても、現在のところの治療法は、薬かインシュリン注射で、体をひどく痛める。食事で、糖質をコントロールした方が、どれだけいいだろう。糖質制限の問題は、反対派も含めて、何十冊も読んだけれど、長期的な健康を考えると確定的ではない。ただ、高血糖には、確実に成果は出る。

 世界の長寿村を見ると、穀物主体の小食が王道のように思うが、この問題は別に取り上げる。(取り上げないかもしれない)

 最近身についてしまった、ユーチューブを見る習慣で、ついついそんなことを偏屈に特集しているところを見てしまう。何かを食べた後、マメに血糖値を図るというものだ。病院で行われる、ブドウ糖を飲んで30分おきに血糖値を図るようなやりかただ。

 この手の、健康的食品のうんちく番組のコメント欄を見ると、毎回のように同じ内容の、かつ見当違いの意見が載っている。
「こいつは、ウソつきだ」
「そんなこと言ってたら、食べるものがなくなる」
「好きなものを我慢するストレスの方が体に悪い」
「うちのじいさんは、○○を毎日食べていたのに、90過ぎて元気だ」
「○○のことに触れていないのは、不公平だ」
まれに、本気で科学的に詳しく反論している人がいる。それはそれで役に立つこともあるが、これだけ自らの体を使って実験してくれているのだから、感謝しましょう、と思います。

 それによると、ご飯だけ食べる、とかの炭水化物だけを食べると、かなりひどいピラミッド型の上昇値が出る。急激な、上昇も、そして下降も、血管を傷つけ、動脈硬化の原因にもなるらしい。パンや、うどんなども似たようなものだ。

 ちょっと驚いたのは、玄米とかそばにしても、ほんのわずかしか改善されないということだ。白米と、ほとんど変わらないと思った方がいい。何を食べるかよりも、単品で食べないことを考えたほうがいい。

 もちろん他のものを食べてから、炭水化物を食べたほうが、若干いい。そして野菜を食べるのはもちろんだが、野菜よりも肉類の方が、より効果があるみたいだ。牛丼実験もしていた。これもなるべく、多種多様なものを同時に食べたほうがよさそうだ。

 お米を食べるのを減らすと、野菜が主食みたいになるが、結果的にである、肉を食べることが多くなる。今までは、村上春樹みたいに、月に2回ぐらいしか食べていなかったものを、毎日のように食べていいのだろうか。ほかの病気を引き出す可能性があるような気がする。とはいっても、以前よりもずっと野菜をたくさん食べているから大丈夫かもしれない。

 そうそう村上春樹みたいに、食後に走るのも、いや歩くだけでもいいから、運動するのは、もちろん効果的のようでした。

食事をガマンしないで血糖値を下げる方法
薬に頼らず血糖値を下げる方法

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[2019/07/05 17:39] | 健康的生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ ああ受難曲 6月の図書 ■
6月の図書

 先月に引き続き、本を読まずに、音楽ばかり生活でした。

★★大間違いの織田信長 倉山満
倉山満が読み解く 足利の時代
倉山満が読み解く 太平記の時代
誰も教えてくれない真実の世界史講義 古代編 倉山満
逆説の日本史7  太平記と南北朝の謎
逆説の日本史10 天下布武と信長の謎
逆説の日本史12 天下泰平と家康の謎
モバイルボヘミアン-旅するように働き、生きるには- 本田 直之  四角 大輔
波動が変わる!あなたが変わる!人生が変わる! 桑名 正典
あり金は全部使え 堀江貴文

「マタイ受難曲」 Gardiner2016 159:24 22 September 2016, Pisa Cathedral
★「マタイ受難曲」全曲Gardiner88
「マタイ受難曲」(抜粋)Gardiner88
「マタイ受難曲」 Richter1979 DG 202:54 August 1979,
「マタイ受難曲」 McCreesh02 160:46 Gabrieli Players April 2002,
ヨハネ受難曲 Harnoncourt93 Rolfe-Johnson
ヨハネ受難曲 Gardiner03L 114:51 Padmore,Brachmann 2003,3,22L
ヨハネ受難曲 Herreweghe01 (1725 version) 110:39
Mass in B Gardiner15L 28-31 March 2015, LSO St Luke's, London

★★「コジ・ファン・トゥッテ」 Janowitz68L Josef Krips Vienna 22 September 1968, Live
★「フィガロの結婚」 Levin90 DG
「コジ・ファン・トゥッテ」 Levine88 193:07 DG June 1988, Grosser Saal, Musikverein
「魔笛」 Harnoncourt87
「ドン・ジョヴァンニ」 Klemperer

★Tannhauser Sawallisch61L
★「トリスタンとイゾルデ」 Karajan71 EMI
「トリスタンとイゾルデ」ⅠBernstein81 1981, Live, Herkulessaal Behrens Hofmann
「さまよえるオランダ人」 Sinopoli91 135:20 SFB, Grosser Sendesaal,
「ワルキューレ」 - 第1幕、第2幕Walter1935
「ワルキューレ」 Kna1957 228:41 1957, Bayreuth Nilsson Vinay Greindl
GotterdammerungⅡⅢGoodall77 楽劇「神々の黄昏」(英語歌唱)
SiegfriedⅡⅢGoodall73
GotterdammerungⅡⅢGoodall77 311:12
Gotterdammerung Kna1958 273:15 Knappertsbusch , Bayreuth, Varnay, Windgassen,
Siegfried Kna1958 254:09 1958, Bayreuth, Varnay, Windgassen, Stolze, Hotter
Parsifal Goodall71L 08 May 1971, Royal Opera

『ばらの騎士』ROSENKAVALIER Dohnanyi1978 Janowitz;Popp;Minton;Moll
「エレクトラ」Elektra Sawallisch90 EMI 101:58
「ダフネ」 Popp82 EMI 103:43 Haitink,Goldberg,Moll,Schreier,Bavarian RSO
『エレクトラ』 Sawallisch90 EMI 101:58
『ナクソス島のアリアドネ』 Bohm1976L Vienna 121:49 20 November 1976,

La traviata Levine1991 DG Studer 122:04
Fidelio Klemperer62 EMI 130:20
Fledermaus Popp Domingo (excerpts) 76:17

★★MO Symphonies Vegh94 Nos. 39 and 40 and 41, "Jupiter"
★Kremer Violin Con No. 5,BRAHMS,BEETHOVEN,TCHAIKO
Symphonies Nos. 5 & 7, SCHNo. 9, BraNo. 1 Thielemann
Sym fantastique Gardiner
Piano Con No. 9/20 Bilson Gardiner
Symphony No. 5&2 Kegel
Cantatas24HL Koopman Highlights Amsterdam Baroque Choir
Klemperer symphony2/1/3,EMI


テーマ:読書メモ - ジャンル:学問・文化・芸術

[2019/07/02 18:09] | 今月の図書2 | コメント(0) | page top
クリップスのコジ
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 「フィガロの結婚」レヴァイン・メトロポリタンの演奏がめっぽう良かったので「コジ・ファン・トゥッテ」も聴いてみたら、まあそれほどでもなかった。曲が「フィガロの結婚」ほど好きでないせいかもしれない。

 ところがミュージックライブラリを検索していたら、ちょっといいのを見つけました。
「オリンピックって知ってますか?」ちがう、ちがう。

「ヨーゼフ・クリップス」って知ってます?

 LPレコードを一組持っています。デッカ1955年録音シエピの歌う「ドン・ジョヴァンニ」です。これは有名ですね。他に何かあるのかしら。しかし極めつき凡庸な指揮に聴こえていました。CDで聴きなおすとそうでもないのですが、古いレコードのカッティングのせいか、声ははっきり聞こえるが、オケはぼんやりしていました。

 デッカ1955年は、ステレオ収録を始めた記念すべき年で、クライバーが「フィガロの結婚」、ベームが「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「影のない女」の3つもで、クリップスが「ドン・ジョヴァンニ」です。(全部ウィーンフィル)なんじゃこのクリップスという指揮者は?有名なのか?と訝しんでおりました。(今でも、それほど変わっていないが)

 ベームは「コジ・ファン・トゥッテ」が非常に得意とされているようで、このあとEMIとグラモフォンからもレコードが出ています。私は3度目の、ヤノヴィッツが歌っているライブ演奏が好きです。「こうもり」ほどでなくても、ウィーンがいいですね。(ザルツブルクだけどウィーンフィル)

 この演奏は、ベームのザルツブルク音楽祭ライブ1974年の6年前です。そういえばどこかに書いていたものだが、シュワルツコップが、ウィーンでのベームは、戦後に国立歌劇場の復興に尽くしたクリップスの業績をうまく使って成功したと言っていたそうだ。クリップスは、縁の下の力持ちだったのだろうか。

 ここ2か月、毎日10時間ぐらい部屋で音楽をかけている。だから、なんだか飽きてきていたのだが、この「コジ・ファン・トゥッテ」の序曲が鳴った瞬間から取りつかれたように、最後まで聴いた。何が違うのか実のところよく分かりはしないのだが、弦の響きが全然違う。声が生きている。


MOZART, W.A.: Cosi fan tutte
ウォルター・ベリー - Walter Berry (バス・バリトン)
アドルフ・ダッラポッツァ - Adolf Dallapozza (テノール)
クリスタ・ルートヴィヒ - Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
グンドゥラ・ヤノヴィッツ - Gundula Janowitz (ソプラノ)
エベルハルト・ヴェヒター - Eberhard Wachter (バリトン)
オリヴェラ・ミヤコヴィチ - Olivera Miljakovic (ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場合唱団 - Vienna State Opera Chorus
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 - Vienna State Opera Orchestra
ヨーゼフ・クリップス - Josef Krips (指揮)
録音: 22 September 1968, Live recording


予想通り、アマゾンでは売っていないが、もっとも近いのがこのベーム盤。
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」全曲

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[2019/06/30 17:10] | コジ・ファン・トゥッテ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
グランプラスに京桜
1996年に、ブリュッセルに行ったときに描いた、ブリュッセルの中央広場とでもいうグランプラスです。
世界一美しい広場と言われているそうですが。
近くに小便少女像もありました。
物足りなかったので、京都の桜を上から描き始めました。

千里の道も一歩だけ。あとはタクシー。

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[2019/06/26 15:09] | アートライブ2019/20 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
カンタータ全集収録
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 ナクソス・ミュージック・ライブラリで音楽を聴き倒しているこの頃です。オペラの今まで聴き落としていたものは、ほぼ聴いて、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲も数種きいて、いささか飽きてきた。それでバッハ専門の指揮者はたいてい出している、カンタータ選集、いや全集、ていうか大全集を集めてみようかと思いついた。

 カール・リヒターのものでもいいのだけれど、古いし曲数が少なめだ。その他、アーノンクールとレオンハルト、リリング、コープマン、鈴木雅明なども大全集がある。しかし受難曲などで気に入っているガーディナーもあったのだ。CDにして、予想では56枚。過去の経験として、カセットテープとかビデオとかね、録音するばかりで聴き返さないという事態に陥ることは、十分予想される。とりあえず、課金されるわけでもないので、部屋で鳴らしておいて損はないだろう。

J.S. バッハ:カンタータ集
(モンテヴェルディ合唱団/イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/ガーディナー)BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 1 (Gardiner) - BWV 7, 20, 30, 39, 75, 167  各2CD
BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 2 (Gardiner) - BWV 2, 10, 21, 76, 135
BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 3 (Gardiner) - BWV 24, 71, 88, 93, 131, 185 and 177
BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 4 (Gardiner) - BWV 9, 107, 170, 186, 187
BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 5 (Gardiner) - BWV 45, 46, 101, 102, 136, 178
BACH, J.S.: Cantatas, Vol. 6 (Gardiner) - BWV 33, 35, 69a, 77, 137, 164

 マニフィカトとか世俗カンタータは別になっているのか、それとも含まれているのかは、今のところ不明である。2枚目になったらシュッツの合唱曲とか、フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲なども含まれていた。余った時間を埋めるためだと思うが。

 曲順は、乱数表を用いたかのように、バラバラであるが、これはどういう意味があるのだろう。とりあえず、部屋で鳴らしておくのには、オペラや器楽曲よりも、精神が安定するようだ。受難曲よりは、聴きやすい。部屋を清めているにちがいない。爪を切っていても、どら焼きを食べていても、修道院で瞑想しているかのようだ。そのうち悟りを開くかもしれない。

 どこに書いてあったのか覚えていないけれど、カンタータを人に勧めるのにこんなのがあった。「その年になってまだ、バッハのカンタータを聴いていないって」私はもうほとんど聴いたのだけれど、これから聴いてみなされ。「あなたの人生には幸福な時間が約束されている」

 なんですって、ルーブル美術館にも行ったことがないって!

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[2019/06/23 18:43] | レコード | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
国中平野 2
 先日載せました、国中平野の続きです。
続きがあるとは思ってませんでした。
今度は、赤を隠しすぎたようです。

国中2

国中23

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[2019/06/20 12:57] | アートライブ2019/20 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
信長は案外いい人
織田いいひと

 もうすでに信長関連の本は相当数読んでいるはずで、歴史もののテレビ番組も欠かさず見ているはずなのだ。だからいまさらアッと驚くような本に当たるとは思わなかった。
「大間違いの織田信長 倉山満」

 信長は天才ではなくて、信義や部下や権威を大切にし、いかに努力と心遣いでのし上がってきたか。だから現代人の生き方にも役立つのです。秀吉や家康と比べても、将軍や天皇に和議を結んでもらったりしていました。

 もちろん何となくそう思ってはいたのですが、織田軍団が戦争にめっぽう弱い、戦国最弱だということが、はっきり書いています。武田・上杉とは絶対に戦わないように友好関係を保っていました。アメリカには絶対服従の土下座外交に近いものがあります。戦えば負けることはわかっていました。

 というように、信長は常識的な普通の大名であったのだが。ただ未来の展望をきっちり持って、足利氏のぐずぐず政権を、立て直したかったのではないか。目指すは足利義教。というような内容の楽しく読める本です。


 信長はごく初期のころ、500人ぐらいの精鋭部隊で、尾張をまとめているときは、自分が先頭を切って敵陣に切り込んで行って、相手を圧倒しました。上杉謙信のようです。その後は、数を集めた傭兵に頼るようになりました。

 信長の偉いところは、桶狭間の戦いのような戦は二度としなかったことです。成功体験を忘れられないで繰り返すのが普通の経営者です。これ以降の信長は、敵に倍する兵力をもって戦いを仕掛け、よく負けました。味方にも、敵にもよく裏切られ、かつそれを許しました。

 よく足利幕府を滅ぼしたと言われますが、京都から追い出しただけです。それまでだって将軍が京都から逃げたことは、20回くらいあります。豊臣政権の終わりころまで、足利義昭は鞆で、政権を維持していました。松永久秀や明智光秀みたいに、上司を殺したりしないのです。

 本願寺や比叡山も、何度も約束を破られて、これでは天下がまとまらないので、しょうがなく叩き潰しに行ったというところです。本願寺の蓮如の方がどれほど残酷でしょう。信徒が死のうが、徹底抗戦です。この頃の仏教団体は、信仰を笠に着ているからでしょうか、敵対勢力を皆殺しにするなど、戦国大名よりも非情でした。

 武田信玄は強い。なにしろ川中島で、上杉謙信と真っ向勝負して、たった2倍程度の兵力で、被害も多かったけれど、謙信を越後に引き返させたのだ。上杉謙信はさらに別格で、この当時の最強軍団である武田・北条と100回くらい戦い、ほとんど負けがない。

 ただ一度の、織田のかなりの全軍と謙信の戦い。信長は行かず、秀吉は離脱し、柴田勝家が大将で戦った。いや、まともな戦いもできずに、資料にも残せないぐらいに、上杉の大量虐殺のように負けた。謙信が死んだら、上杉はただの小大名。

 なんだか項羽と劉邦みたいだ。劉邦は、戦には必ず負けるが、だんだん味方が増えて、領土が増えてくる。項羽はたとえ十分の一の兵力でも勝つ。しかしやがて「四面楚歌」になる。自分を取り囲む敵兵隊の中から故郷の楚の歌が聞こえる、という状況になる。

 謙信も信長も、戦のたびに戦術を変えて、同じ戦いをしなかった。信長は何度も負けるが、何度目かには勝って、領土を広げていく。その領土拡張のスピードが速い。その跡を継いだ秀吉も、さらに速い。

 武田信玄は、生涯をかけて、信濃一国を取っただけに近い。これだけの兵力がありながら、衰退した今川領駿河だけを取るのに何年もかかっている。弱小だった徳川も潰せない。逆に言うと、今川や徳川の家臣たちは、たとえ武田信玄が来ても抵抗するということだ。京都で天下に号令なんて、できるわけがない。

 三方ヶ原の時は、家康に、お前はカッとなって突撃するからいけない。信玄が来ても籠城して戦うな、と言っています。勝頼もひどく恐れていて、信長に戦う気はありませんでした。家康に、徳川は何度も織田のために戦ったのに、徳川家が危機の時に助けてくれないようでは、武田について尾張に攻めていきますぞ!と脅され、しぶしぶ長篠の戦に参戦しました。信長は努力と忍耐の人です。

大間違いの織田信長


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[2019/06/17 18:49] | 歴史の話 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『フィガロの結婚』レヴァイン90
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「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」による『まとめて聴いてみたシリーズ』 まとめて「タンホイザー」、につづいて、まとめて「フィガロの結婚」もできるぐらいあるのだが、単品にします。

「フィガロの結婚」フリッチャイ1960、の時に、『まずはとりあえず序曲。これがとてもいい演奏。そうはいっても、フィガロの序曲で、名のある指揮者が演奏したもので、凡庸な演奏というのはめったに当たらないのだが。良いか、とても良い、の二択かも。』と書いた。

 たとえば誰が、比較的、凡庸か?と考えるとすると、ムーティ、レヴァイン、ハイティンク、サヴァリッシュあたりが思いついてしまう。実演でこんな指揮者に当たったら最高であろうが、レコードでは巨匠名盤目白押しの中、見劣りがするのは、過去の経験値からして間違いない。

 レシタティーヴォで使われるのがチェンバロではなくて、ピアノフォルテ(らしい)。ワルターかフルトヴェングラーの時代じゃあるまいし、と文句を言うほど悪くはないが、慣れるまで違和感は感じます。

 このレコードは、2013年にハイライト版を取り上げたけど、以下重複をかまわず同じことを書きます。そう思って見てみたら、のっけから「レヴァインはともかく、歌手が揃っているので聴いてみたいと思っていました。」と書いてある。やはり、指揮者には期待していなかったのだ。

 ところがむしろ逆で、歌手は有名どころをそろえてある割に凡庸で、オケの演奏はとてもいい。レヴァインの魔笛は素晴らしいと思うが、(他の曲ではそう思ったことはないが)、魔笛の演奏みたいに、爽やかさとしなやかさがある。歌手がいま一つなところも、オトマール・スイトナー盤に近い印象だ。なおスイトナーは、実演では、超最高だった。

 私は、キリ・テ・カナワ、映像では見たくないが、歌声は高く評価している。しかし伯爵夫人はやめてほしい。ショルティ盤のときよりも、よくない。同時代で言うと、トモワ=シントウやチェリル・スチューダーの方が、よかたい。どっちも映像では見たくないが。

 それよりもさらに、伯爵を歌える歌手はほとんどいない。トーマス・ハンプソンはアルマヴィーヴァ伯爵にうってつけだと思っていたが、アリアに力強さがたりない。こんなはずじゃないと思うので、他に歌っているの期待したい。

 バルトロのポール・プリシュカは、とても重くて不足はない。マルチェリーナのタチアナ・トロヤノスは、重唱ではいい。残念ながら第4幕のアリアは、それほどでもないが声の余裕はある。フェルッチョ・フルラネット、アンネ・ゾフィー・フォン・オッターも、どこといって悪くないのに、ぱっとしない。なんだか若さに欠ける。

 この頃は、歌手は小粒ながら、「フィガロの結婚」レコーディングが重なっている。
1990年だけでも他に、バレンボイム・ベルリン盤、コリン・デイヴィス盤、C・スミス盤とあり次の年にはアッバードのライブビデオが。92年にはメータ盤、93年にはアーノンクール盤とガーティナー盤、ハイティンク盤、95年アッバード盤とマッケラス盤と沢山ありすぎる。その中でもこのレヴァイン盤がもっともいい歌手を使っている。

ジェームズ・レヴァイン指揮 メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団1990年

フィガロ:フェルッチョ・フルラネット
スザンナ:ドーン・アップショウ★★
伯爵夫人:キリ・テ・カナワ
アルマヴィーヴァ伯爵:トーマス・ハンプソン
ケルビーノ:アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
バルトロ:ポール・プリシュカ★
マルチェリーナ:タチアナ・トロヤノス★


 レヴァインの演奏の何が他の指揮者と違うのか、と考えてみる。たいていの演奏というものは、聴く前に想像しているテンポと違うものだ。それも、ほとんどの部分はイメージ通りだが、数か所だけ早いとか遅いと感じることが多い。時折ちょっと早めだと気分が乗ってきたりするものだ。

 部分的に(あるいは全部)重厚だったり、ゆったりふくよかだったり、歌手とのバランスが違ったり、快速だったりして、それぞれの演奏に飽きないのだ。ところがレヴァインの演奏は、平凡極まりない演奏に取られてもしかたがないほど、曲にピッタリで驚くようなところがない。新しいようなところもない。それにもかかわらず、音楽は生きており、活力にあふれている。

 レヴァインの実演では、ドミンゴ主役の「ホフマン物語」を(NHKホール)聴いたことがあるが、オランピアが良かった以外に、特に印象に残るようなところは何もなかった。特に変わったところは何もない、ごく普通の演奏でありながら、最後には感動に包まれて終わっているのである。


歌劇『フィガロの結婚』全曲 レヴァイン&メトロポリタン歌劇場管
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲




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[2019/06/13 16:32] | フィガロの結婚 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ぐるっぽ・テラ絵画展終了
 少人数の作品展が終わりました。
会場は広すぎるぐらいです。
天候が、5月よりも涼しく、
例年通り、梅雨入りしたとたんに予報よりも全然雨が少なくて最高でした。

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長谷寺の舞台からです。あとで私も描いています。

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クロアチアの湖水地方、これはそのうち描くつもりです。

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これはゴッホ作品の模写ですが、以前に見たことがない作品なので、
なんだか本物を見ているような気になります。


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[2019/06/10 10:00] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
■ まとめて聴きすぎ 5月の図書 ■
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 特に理由はないがルチア・ポップ

 今月の後半は「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」を録音するのにあけくれていました。モーツァルト、シュトラウス、タンホイザーなどを、なるべく集めてみました。

「タンホイザー」アンドレ・クリュイタンス バイロイト祝祭 1955 197:28
「タンホイザー」ルドルフ・ケンペ  メトロポリタン歌劇場29 January 1955 169:31
「タンホイザー」カール・ベーム サン・カルロ劇場 17 March 1956, Napol 174:20
「タンホイザー」マレク・ヤノフスキ ベルリン放送 5 May 2012 170:27 (Paris)
「タンホイザー」★アクセル・コーバー バイロイト祝祭 12 August 2014 177:06

「インテルメッツォ」Intermezzo Sawallisch1980 EMI 132:41 Popp,Dieskau,Brammer
「エジプトのへレナ」Helena Korsten2001 123:21 October 30, 2001 Cagliari Theatre Orchestra
「無口な女」schweigsame Beermann2012 150:20 7-12 May 2012, Germany
「平和の日」Friedenstag Sawallisch1999 EMI 75:54 25 Jul 1999
「ダフネ」Daphne Bohm1964 DG 94:22 May 1964, Theater an der Wien
「ダナエの愛」Danae Windfuhr2003 164:03 2 and 11 April 2003 Kiel Phil

「マタイ受難曲」 Richter1979 DG 202:54 August 1979, Residenz, Herkulessaal, Munich
「マタイ受難曲」 Gardiner2016 159:24 22 September 2016, Pisa Cathedral
MOZART Symphonies31 (Pinnock, Hogwood, Gardiner, Bruggen, Minkowski)
「さまよえるオランダ人」 Klemperer1968 150:40 19 March 1968, Live, Royal Festival Hall
Mahler No. 9 Karajan82 DG 84:49 September 1982, Live Recording, Berli
Siegfried1 Goodall73
Valkyrie1 Goodall75
Walkure1Knap1957 228:41 1957, Bayreuth Nilsson Vinay Greindl
「トリスタンとイゾルデ」 Barenboim1994 235:37

「魔笛」Bruno Walter 03 March 1956, New York
「フィガロの結婚」HL フルトヴェングラー53
「フィガロの結婚」 Bohm1957
「フィガロの結婚」 ★Levin90 DG
「ドン・ジョヴァンニ」 ★ Klemperer EMI
「ドン・ジョヴァンニ」 Fricsay1960 DG
「フィガロの結婚」 Fricsay1960 DG


世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60 ジム・ロジャース
ユーチューバーが消滅する未来 岡田 斗司夫
3秒決断思考 金川 顕教
伝え方が9割 1と2 佐々木 圭一
出世する人の英語 小林 真美
50 いまの経済をつくったモノ ティム・ハーフォード
欧米のオペラ・コンサートから見た歴史の流れ -終焉に向かう古典オペラ- 杉 晴夫
「1日30分」を続けなさい!-人生勝利の勉強法55-古市 幸雄
糖質制限2.0-ハードワークでも疲れないカラダを作る-西脇 俊二
FXトレーディングの真実-カモになる前に読め 陳 満咲杜
これからの未来を生きる君たちへ 茂木 健一郎
ほどほどのすすめ 池田 清彦
人生はいいかげんなぐらいがちょうどいい 池田 清彦

Capriccio 2 Sawallisch58
Vivaldi: Concertos, Aria, Sonata
Vivaldi: 6 Cello Sonatas, Op. 14 Ofra Harnoy
TELEMANN - 12 Fantasies for Viola Solo
午前中に… 吉田拓郎09
タイム・アウト デイヴ・ブルーベック59
Bjork Greatest Hits
Cyndi BEST REMIXES

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[2019/06/07 17:36] | 今月の図書2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ぐるっぽ・テラ絵画展
 毎度、一年おきにやっている「ぐるっぽ・テラ絵画展」
今週、やってます。


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[2019/06/04 21:18] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
まとめて「タンホイザー」
 またしんどいことを、してしまった。
 というわけで、図書館による2週間聴き放題の「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」が聴けるうちに、まとめて聴いてみたシリーズ(となるかどうかはさだかではない)。トラック間の、2秒くらいの間は、交響曲だと問題ないのだが、もはや嫌がらせだとしか思えない。有料で聴く人がいるのかしら。


アンドレ・クリュイタンス バイロイト祝祭 1955 197:28
グラインドル、★ヴィントガッセン、★ディースカウ、ブラウェンスタイン

ルドルフ・ケンペ  メトロポリタン歌劇場29 January 1955 169:31
ハインズ、★ヴィナイ、ロンドン、★ヴァルナイ

カール・ベーム サン・カルロ劇場 17 March 1956, Teatro di San Carlo, Napol 174:20
フリック、ルスティヒ、コルデス、リザネク、ニルソン

マレク・ヤノフスキ ベルリン放送 5 May 2012 170:27 (Paris)
ドーメン、スミス、ゲルハーエル、★ステンメ

★アクセル・コーバー バイロイト祝祭 12 August 2014 177:06
クヮンチュル、ケルル、アイヒェ、ニールンド


 全部ちゃんと聴いたわけではない。何かをしながら流しておいたり、散歩しながら聴いたり、気になるところだけヘッドホンで聴きなおしたり、と、早めに聞き流した。したがって、これから言うことは、あてにならない。記憶違いかもしれない。ベームのが音が悪く、歌手がどうであろうと、再度聴きたいとは思わない。そういや、全部ライブ。

 たいてい立派な歌手が歌っているエリーザベトであるが、グレ・ブラウェンスタインは魅力的とは思えない。それなのにこのクリュイタンス盤だけではなくて、カイルベルト、ロジンスキー、カラヤンの指揮ででも歌っている。この頃の他の演目でも、ちょくちょく名前が出ている。実演だと良かったのだろうか。レオニー・リザネクもなんとなく似たような感じだ。もっとも、リザネクは生で聴いたことがあるけれど。

 当然だが、音質はアクセル・コーバーのが一番いい。演奏も恐らく、他の名盤と比べて遜色ない出来だと思われる。しかし歌手はヤノフスキもだが、昔の歌手ほど力強さがない。その中ではニーナ・ステンメがいい。トルステン・ケルル(ケール)は、新国のコルンゴルト「死の都」の時はいいと思っていたが、ここでは細い声で変だ。リチャード・ヴァーサルみたいだ。

 しかしまあやはり、予想通り、今持っている普通の名盤があれば、録音して取っておく必要もないかなという出来だ。古いものは主に音質に左右される。スタジオ録音盤のコンヴィチュニー1960年盤があれば十分と思う。新しいところでは、先日取り上げたバレンボイムのビデオが一番。古いものを聴くと、当たり前かもしれないが、ヴァルナイって、いい感じですね。




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[2019/06/02 18:18] | タンホイザー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
国中平野 1
 先日載せました、国中平野を描き始めました。
なにも赤地じゃなくてもよかったなと、思っています。

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[2019/05/30 20:16] | アートライブ2019/20 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top
オリラジ中田の歴史講座
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だいたいいつも、こう思っている。
音楽を聴いたり、絵を描くのはしんどいので、今日は感想文を書きます。

 オリラジ中田がユーチューブで、歴史漫談を始めた。
正式には、「中田敦彦のYouTube大学」
「おはよう寺ちゃん」「及川幸久潜在意識」「オレ的ゲーム速報」「F1モナコGP」などを見ていると、どういうわけだか、次候補に上がってくるので、見てみた。

 このようにユーチューブも、勝手に好みそうなものを把握しているのかと思うと、考えて使わなければいけないと思ってしまう。まれに、水着のお姉さんみたいなのが次候補に出ていることがある。心外だ。こんなものは見たことがない。時折、まったく何の関係もないようなものが混じっているが、深層心理でも探っているのだろうか。

 
 というわけで、まあ基本的に、教科書なんかよりも短時間にまとめているので、大ざっぱすぎて、知ってることばっかりだ。新しい説なども入れているが、今では古くなっている説も、自信たっぷり、断定的にしゃべっている。歴史の内容は、超初心者向けで、見るべきものは何もないが、漫談だと思って聞けば、笑えるところは随所にある。さすがは芸人。むりやり歴史上のキャラになりきっている。

 鎌倉仏教には、いや日本の仏教には、ほぼ興味がないので、そういやあこんなのがあったなと思い出させてくれた。ぶった切った方がわかりやすい。

今までは貴族の仏教であったが、庶民のための鎌倉仏教はこう変わった。
法然 浄土宗 ナミアムダブツと唱えなさい。
親鸞 浄土真宗 ナミアムダブツと生涯一回唱えるだけでいい。悪人ほど救われる。
一遍 踊り念仏
日蓮 南無妙法蓮華経と唱えよ。上の念仏仏教はウソだ。
栄西 座禅して、禅問答。
道元 座禅のみ。ただ座るだけでいい。

なんてお手軽な仏教でしょうか。救われるのに努力はいらない!スポーツクラブに行く時間がないのだけれど、痩せたい人に!とか、聞き流すだけで英語がマスターできます!みたいな現代的風潮とおんなじだ。

 という感じで、おもしろいのだが、続けてみていると、やはり簡略すぎてつまらない。もうちょっと、人物一人ひとり、列伝風に取り上げてくれると楽しめるのだが。ひととおり終われば、やるんじゃないかな。

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[2019/05/27 16:50] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『フィガロの結婚』フリッチャイ1960 2
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 「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」は、図書館からパスワードをもらってネットに接続すれば、2週間聴き放題というものだ。有料の申し込みもできるみたいだが、原則もちろん無料。2週間過ぎて、まだ聴きたければ、新たなパスワードをもらえばいい、というもの。

 すべての名盤が載っているわけではないが、おおむね不足はない。思ったよりも使いやすい。問題は、MP3で録音したときみたいに、トラック間で音が途切れる。それもCDのトラックとは別で、明らかに手作業で変な切り方をしている。最初の頭を優先しているらしく、前の曲の最後の音が切れていたりする。大体5分おきにそんなことが起こる。

 レチタティーヴォとアリアがつながらない。短い曲だとそれほど問題はないのだが、フィナーレが途中で途切れて気分が悪い。まあ、しょうがない、あきらめるか。


 レコードだと、シュワルツコップとセットになっていることが多いゼーフリート。カラヤンのフィガロ1950年でも、スザンナを歌っていた。というよりも、この頃のスザンナは、いやいや、フィガロは、エーリッヒ・クンツ、スザンナはゼーフリート、伯爵夫人はシュワルツコップと決まっていたかのようだ。まるで70年代の、プライ、ポップ、ヤノヴィッツではないか。

 カラヤン、フルトヴェングラー、ベームでその組み合わせ。そこへきてこのフリッチャイ盤でもスザンナを歌っているとは。(伯爵はロンドン、シェフラー、ディースカウといろいろであるが)どれだけスザンナにピッタリなのかと思ってしまうが、ポップ、コトルバス路線とは、全然違って違和感がある。スザンナの「柔肌の熱き血潮に触れもみで」フィガロに渡してなるものかと、アルマヴィーヴァ伯爵が焦がれる。そんな感じはない。

 どっちかというとシュターダーの伯爵夫人の方が気に入りました。

 「(普段はそれほど気にしていない)男声は良さそうだ。」と前回は書いたのだが、控えめに書いたのだ。フィガロと伯爵の組み合わせで、これほど良いのはちょっと思いつかない。ベームがやたらとフィッシャー=ディースカウを使っているのが不思議だった。伯爵はもちろん、ドン・ジョヴァンニや、パパゲーノにまで使っている。不可解に思っていたのだが、やはり50年代のディースカウは一味違うのである。(60年代以降はそれほどでもない。シュワルツコップ同様)

 それよりも驚いたのは、レナート・カペッキです。この歌手は、他で聴いたことがない。まったくもってエーリッヒ・クンツを凌駕するような力強い自然体のフィガロです。ライブのように、アリアの途中で笑いかけたり、極端に力の入れ具合を変えたりしています。ブルーノ・ワルター盤でよく歌っているエツィオ・ピンツァを現代によみがえらせたのではないかと、これから検証してみる。

フリッチャイ&ベルリン放送交響楽団1960★
レナート・カペッキ(フィガロ)★★
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(アルマヴィーヴァ伯爵)★★
マリア・シュターダー(伯爵夫人)★
イルムガルト・ゼーフリート(スザンナ)
ヘルタ・テッパー(ケルビーノ)

 この盤の半分は、すごくいい。
なお、アマゾンではめったに売っていないが。
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」(全曲)


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[2019/05/23 19:02] | フィガロの結婚 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
『フィガロの結婚』フリッチャイ1960
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 なんじゃこの、ジャケットは!


 まずはとりあえず序曲。これがとてもいい演奏。そうはいっても、フィガロの序曲で、名のある指揮者が演奏したもので、凡庸な演奏というのはめったに当たらないのだが。良いか、とても良い、の二択かも。

Mozart "Le Nozze di Figaro :  Fricsay / Berlin Radio Symphony Orchestra,
Capecchi, Seefried, F-Dieskau, Stader, (1960 Stereo)(3CD)"
モーツァルト:『フィガロの結婚』(3CD)
フリッチャイ&ベルリン放送交響楽団1960

レナート・カペッキ(フィガロ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(アルマヴィーヴァ伯爵)
マリア・シュターダー(伯爵夫人)
イルムガルト・ゼーフリート(スザンナ)
ヘルタ・テッパー(ケルビーノ)
イヴァン・サルディ(バルトロ)
リリアン・ベニングセン(マルチェリーナ)
パウル・クーエン(バジリオ)


 このころのドイツ・グラモフォンは、戦後の影響か、イギリスのデッカやEMIに比べて、歌手が(指揮者も)見劣りがする。プロデューサーもカルショウやレッグなどいない。デッカからベームが、EMIからカラヤンが移籍してから魅力的になったのだが、まだ二軍感がぬぐえない時代である。

 というわけで、女声陣が他の名盤と比べると、物足りない。シュワルツコップもデラ=カーサも、ユリナッチもグリュンマー、ギューデンもシュトライヒもいない。ヤノヴィッツ、ローテンベルガー、ゼーフリートも、、、、いた。ゼーフリートは、いた。とはいっても、やはり物足りないことに変わりはない。

 ディースカウ、シュターダー、ゼーフリート、テッパーというと、カール・リヒターの受難曲なんぞで馴染みのある名前だ。フリッチャイの指揮では、だいぶ以前『魔法の笛』1954年[モノラル]を取り上げた覚えがあるが、似たような歌手だ。当時のグラモフォンが使える歌手ということでしょう。

 同じドイツ・グラモフォン1961年録音の、『フィガロの結婚』ドイツ語版ハイライト、フェルディナンド・ライトナー指揮ベルリン・フィル、伯爵と夫人が一緒であるが、こんなことしてもいいのだろうか。フィガロはワルター・ベリー、スザンナはシュトライヒである。

 どっちにしても、普段気にしている女声陣がいま一つなのは、間違いない。それに対して(普段はそれほど気にしていない)男声は良さそうだ。

 この曲は、図書館で始めた、「ナクソス・ミュージック・ライブラリ」という無料配信サービスで、試しに聴いてみた。再度、ちゃんと聴いてみて、続きを書くかもしれないし、書かないかもしれない。

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[2019/05/19 11:52] | フィガロの結婚 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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