![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ 今日一日、出雲大社だけでは時間が余る。出雲市駅へ行く途中に、鉄拳が大量に出土した荒神谷遺跡がある。駅から歩いて40分くらいの地図は、ホテルのパソコンで印刷しておいた。しかし、今日は、たぶんこのツアー中一番の雨の日。電車から外を見ていて、あきらめた。 JR7:47米子→8:28松江のりかえ9:01→:48出雲市 \1110。 どういうわけか時刻表を勘違いして、1時間早い電車に乗ってしまった。次のに乗っても同じ時間に着いたのだ。それにしても、\1110は高い。広島も含め3カ所で計算したところ、一回で行くよりも、途中で降りて、乗り直した方が安くなっている。関東だって、まれにそんなところはあるが、西日本では、長く乗ったからといって、割安になるわけではないみたいだ。駅前のホテルに荷物を預ける。 バス出雲市10:00→:25出雲大社の正門前 \490。 以前出雲大社に行ったときは、松江から一畑電鉄を使って行ったが、今回はバス。このバスの値段は、なんとも払いにくい\490。普通は両替しないと持っていない金額だ。ところがなんと、500円差し出すと、運転手が10円お釣りをくれるという、手作り感満載のおつりだ。ちゃんと普通の路線バスのように、両替機は備えているのにだ。 バスを降りたのは、5人ほど。古い松の林立する参道を歩く人は、雨もあってか10人ぐらいしかいない。ここが、東大寺や伊勢神宮と全然違ったところだ。強靱な磁場があって、神聖な雰囲気が保たれている。参道の左右には、これまた以前来たときと同じで、満開の桜が、散り始めてもいないのに泣いているようだ。まさか、一年中こんな雰囲気なんじゃあるまいね。 本殿の前まで行くと、いやそのだいぶ手前で、思いっきり巨大な鉄骨が見える。ありゃ、立て替え中だったっけ? 失敗した。それにしても伊勢神宮みたいに、隣の敷地に立て直すんじゃないのかい。同じ場所みたいだけど。疑問が多い。観光案内所でちゃんと聞いておけばよかった。 まあ、それはしょうがないので、左に折れて、巨大しめ縄を見に行く。お金を投げて、しめ縄の切り口に刺さるとめでたい、みたいなあのお金の挟まったところに、金網が張ってある。後で落ちてきたらしい小銭が少したまっている。お金を投げてはいけないことに制度が変わったのか?それとも、一時的な措置なのか。 それにしても、雨にしても、このような神社仏閣のなかで最も強力なパワーをもった聖地に感じられる。まさに太古の「雲太、和二」ではないか。ちなみに東大寺には、ここ十年、毎年行っている。 ホテルでテレビを見ていたら、聖地には雨の日に行った方が良いと、とある占い師が言っていた。そういえばそーだなーと、納得した。 1時間とちょっと歩いて、今日はもうこれで十分のような気がする。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ やっぱり人がいないの巻 昨日の「八雲立つ風土記の丘」で、詳しく調べてもらった、伯耆古代の丘公園「妻木晩田(むきばんだ)遺跡」に向かってみる。 JR14:41安来→米子のりかえ:58→15:12淀江\320。 安来から戻る方向の電車は、鳥取行きではなかったので案内所で調べてもらったところ、米子から岡山方面に向かう電車だった。したがって米子駅で鳥取行きに乗り換える。淀江駅に着くと、無人駅で、バスと同じワンマン電車で、切符を運転手が出てきて確認して降ろす。米子までの分しか買っていなかったので、精算するのに手間取ってしまった。 先に調べた、バスの時刻表をみると、1日に3便しか運行していない。だからまったく当てにしてはいなかったが、タクシー営業所らしい小屋の中に、タクシーはいない。遺跡まで3キロぐらいだから歩くかどうしようか?としばらく悩んでいたら、タクシーがやってきた。私がタクシーに乗るのはめずらしいが、時間もないので乗った。 タクシー15:16→:21 \870。 すぐに着いたが、けっこうな上り坂で、料金も安かったので、タクシーにして良かった。 「むきばんだ遺跡」であるが、とりあえずお客らしい人はいない。ちょっとした博物館と案内所と売店のある建物もある。職員らしい人は10人ぐらい見える。外の遺跡公園の方を見ても、ほんとうにお客はわたし一人だ。 遺跡は、吉野ヶ里とか三内丸山とかを、ものすごく小さくしたような規模であるが、建物はたくさん復元されている。工事中で、後何年かすれば、もっと面白くなるのかもしれない。電車が通る、淀江の駅や海が良く見える。大山が近くの大きな山の陰から、ちょっとだけ見える。大山が全部見えていれば、かなりの絶景で有名になるのに、残念。 帰りは歩いて帰ろうかと思っていたが、着いてみれば、1日に3本だけしかないバスがここを通過することがわかった。時間がちょうどいい。 バス16:33→:36淀江駅 \150。 バスの乗客は、最後までわたし一人だった。運転手さんに、人が誰もいないから、バスが来るかどうか心配していたことを話すと、彼もまた、ここで人が乗るのはめずらしい、運転してきた甲斐があった、なんてことを話してくれた。 駅に戻ってきても、朝夕でも1時間おきだから、この時間帯は、2時間ぐらい空きがある。4時台には一本もなかった。たむろして待っている高校生がたくさんいた。したがって、40分以上待って、やっと電車が来た。 JR淀江17:19→:35米子 \230。 またまた、同じ店で買い物 スーパー\499。 3日目の、このスーパーは、いつも30〜50%引きの、お弁当やお総菜が売っているので助かった。米子って、いいですね。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ この異国人には、次の日も会うのだ。 車に乗せてもらって、美術館前で降ろしてもらい、お別れした。こんなことは、めったにないことだ。運がよかったのだ。 急に喉が渇いてきて、美術館に入る前に自販機で飲み物を買った。ホットなカフェオレみたいなのを買ったつもりであったが、それは冷えている「ミルクティー」\120であった。 ふだん暖かいものしか飲まないし、しかも紅茶など缶で飲むことはない。ホットなコーヒーとかココアしかありえない。甘い紅茶も、フルーティな香りの付いた紅茶も飲まない。ケーキを食べるときのみ、苦い紅茶を好む。運が悪かったのだ。 しばしそんな時間つぶしをしてから、美術館の中にはいる。まず、受付前にあるロッカーを開けて、月山下の博物館でもらったパンフや地図をしまい、上着をしまって身軽になって中に入った。 足立美術館 11:40〜14:05。しかし、やっぱり、¥2200は高いぜー。 団体客が時々入ってきて、やや混んでいるとはいえ、東京の展覧会の比ではない。のんびりしている。特に、喫茶やレストランががら空きだ。自慢の庭園が見える、景観抜群のテーブルに人が座っていない。 喫茶を見ると、ソフトドリンクやカクテルなど、なんでも¥1000である。入りたくないな。レストランは、ホットコーヒーなどの飲み物の最低の値段が¥760。やっぱり高い。どうせ高いなら、なにか食べた方が良いかなと思って、ビーフカレー\1150を頼んだ。 ふだんはレストランで食べない。というか、混んでいて食べる気にならない。ここは人が少ないので入る気になったのだ。それに、案外見るものが少ないので、少しは時間をかけないと。帰るバスは、1時間に一本だし。まあ、普通のレストランのカレーよりも、高級な感じの味はした。 この美術館は、日本庭園が主である。そしてそれは実際、美しいのである。館内に貼ってあるポスターには、積雪の時、紅葉の時などの見事な写真がある。しかし、回りの町は桜でいっぱいなのに、この庭園には桜は全くなく、特になにも花は咲いていない。一番なにもない状態のプレーン庭園なのだ。 別館に、本当に地下通路を歩かなければ行けない別館に、現代の地元の画家の作品が置いてあった。これは、素晴らしい。先にこっちを見れば、もっと時間をかけてもよかったが、バスの時間にも出口にも近いのである。 シャトルバス14:05→:25安来駅。 今回のツアー計画では、この足立美術館と石見銀山の比重が大きかった。美しい広瀬町にはもう一度来たい。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ 長い階段を登って、河川両脇土手の上の道に出る。左右の遠いところに、かなりの量の桜並木が見える。絶景の予感。前をアマチュアカメラマンらしい人が歩いている。橋を渡って対岸の道へ行ったのだが、カメラマンは左の方へ、私は富田城のある右の方へ進んだ。 そこから約40分ほど歩いたら、やっと月山の麓に、道の駅と「歴史資料館」があった。そこに入って、埼玉から来たんだけど(わざわざこれを見るために来た)富田城に登りたい、地図はないか?という質問に、地図というか広瀬町の観光案内パンフレットをくれて、親切に時間や道順を教えてくれた。 バス停もこの前にあった。11時頃美術館ちかくまで乗って帰ればいいや。さすがに歩いて戻る気はしない。ちなみに、またまた歩いている人も、他にお客らしい人も、私以外はいなかった。よくあることだ。 博物館を過ぎた登り道に、木を伐採している数人の作業員がおり、地図を見ながら、またまた親切に、もっと具体的に教えてくれた。先日の台風並の低気圧の突風で倒れた木の始末らしい。その登り口も楽しく、けっこうすぐに石垣に囲まれた御殿平という、城の広場に出る。 しかし、反対側の河原はものすごい桜だ。先ほどの博物館の人によると、昨日、咲き始めたばかりだという。そういえば歩いてくる途中、自転車に乗ったおばあさんにも話しかけられた。あなたは運が良い!こんなスゴイ桜は、めったにないぞ。てなことを。なんで、美術館に行っている人の少しでも、これを見に来ないのだろう。 そこから先に進むと、普通の山道が20分ぐらい続いて、三の丸、二の丸、本丸、勝日高守神社がある。下の河川と遠くの町と桜並木が見えて、本当に絶景だ。ここに立てこもる尼子に対し、毛利軍が本陣とした反対側の山もハッキリわかる。 おっと、途中から、前方に人が歩いているのがわかった。珍しいことだ。本丸まで行ったところで、その人が休んでいた。鳥を見に来ているらしい。「山陰遊悠絵図」を見せて、これがあったから美術館から歩いて来たんですよと言うと、驚いてくれた。まあ、1時間以上もかけて、あんな遠くから歩いてくる人はいないだろう。 そして「山陰遊悠絵図」を書いた人を知っているので、手書きの地図が役に立っていることを言っておきます、とも言っていた。出雲大社とか松江とか、玉造温泉とかの町の概要を克明に描いた地図なのであるが、まさかこの広瀬町の部分が役に立つとは。私以外に使った人って、いるのだろうか。 この時点で、思ったより素晴らしいところなので、バスは1時間遅らせて、ゆっくり下山して帰ろうと思った。しばらくお話ししていたら、この男性は、松江の人なので、帰りは車に乗せてってくれるという。松江までどうです?と誘われたのだが、まだ、かの有名な足立美術館に入っていない。手荷物も置いてある。それで、足立美術館前まで乗せてもらった。 バスを待っていても、歩いても、また1時間ぐらいかかるところであった。この月山周辺が美しいので、なんだか美術館はどうでもいいような気分になってきた。富田城のついでに足立美術館によった、ってことだ。そう思いたい。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ さて、広瀬町と言っても、どこのことやらわからないのもムリはない。有名な「足立美術館」の隣の町です(たぶん)。この美術館の近くにある「月山富田城」に行きたかったので、周辺のバス停を調べていたら出てきました。安来市イエローバスというのが通っています。これは米子の観光案内所でもらったのですが、さすがの案内所のおねえさんでも、「月山冨田城」へ行く地図などはわかりませんでした。 あとで手持ちの資料を見ていたら、「山陰遊悠絵図」という、鳥取から島根の観光名所を、手書きの絵で図解した地図のなかに、かなり小さくて細かい、発見したのだ。それで、美術館から歩いて行く気になった。 安来市イエローバスのバス停には「足立美術館前」というものはなく、となりの温泉施設名のバス停になっていること。広瀬町の詳細なパンフレットの地図に、すぐ横にある「足立美術館」が記入されていないこと。美術館は、専用のシャトルバスで駅まで送迎すること。など、なんとなく、この地域が全国的に有名な「足立美術館」を認めていないというか、応援していない感じがプンプンする。 JR8:30米子→:38安来駅\190 シャトルバス9:05→:25足立美術館。 昨日も通った電車ですね。一駅だけ。毎時1本しか電車がないので、これに乗るしかありません。安来駅に着くと、待ち時間が30分近くあるので、歩いて5分もかからない海岸、というか港まで行ってみました。始めてきたのだけれど、どこかの田舎で時間つぶしをした駅に似ていて、懐かしい感じがします。田舎によくある海の近くの駅ということですね。 シャトルバスが来るなり、乗り込む。回りには3人ぐらいしかいないと思ったら、出発間際になって10人ほど乗ってきた。同時に、安来市営のイエローバスも着いている。やっぱりこの駅から出るのか。 足立美術館に着いて、ひとまず狭い狭いロッカーに荷物を預ける。チケット売り場と玄関が狭いわりに人が多いので、外へ出て、先に散歩してみようかなと思った。ちょうど、玄関前の道が川の方へ向かっている。200mぐらい歩く。川と言っても、利根川のような大河なので、手前には緑の土手が、巨大な万里の長城のように立ちふさがっている。それだけで、なんだかワクワクものだ。 本来なら、手荷物を預け、いったん美術館に入って、一回見てから、外へ出て、あとでまた美術館に入って、休んだりするのが本望なのだ。たいてい出来るものだ。しかし、入り口に堂々と「再入場はできません!」と書いてある。それならば、ロッカーだけ借りるぜー。まだ入場券は買わないさ。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ☆ 天守閣には入らないの巻。 というパワースポット感満載の「八重」で、お茶を頂いただけで、なにも買わないでバス停に向かう。このバスは、もちろん駅まで戻るが、その先に松江の町中も通る。松江城まで行って散策。桜はバッチリだが、それも含め、2度目なので感激は薄い。 バス八重垣神社13:30→14:05松江城(松江市バス)\250。 これは、来たときの「風土記の丘入り口」までのバス(一畑バス)より、はるかに長距離であるが料金が安い。 以前はあった、「松江ウォーカー100円バス」が無くなっていた。古風な飾りバスの「松江レイクライン」は200円。宍道湖周辺を回り(ここも入らないけど)島根県立美術館前で止まって、バスの運転手さんが交代した。そういえばどっちも中年(失礼!)女性の運転手さんだ。よくよく考えたら、鳥取からずっとそうだが、改札の職員、車掌さんに男性よりも女性の方が多い。みんなキリッとして仕事が出来そうな顔つきをしていた。不思議な雰囲気だ。 松江城の帰りバス、潮見縄手3:35→松江駅4:10 \200。松江レイクライン。 JR松江4:25→米子5:02 32m\480。 スーパーホテル米子 2泊\8960。 昨日と同じスーパーで\1007。 2度訪れた「松江」は、この出雲とか宍道湖の周辺の、いや山陰の中心都市のような気がしている。同じく、気に入っていて2度訪れた「岡山」と同じで、ちょっと大きい都市なので、街の中を把握するのが大変。私にとって適度なホテルも少ない。そこで今回は、米子3泊、出雲1泊という、残念なことになっている。小さい都市の方が、駅前にホテルで移動しやすいのだ。米子では、食料品ゲットに手頃なショッピングモールがあったし。 2度目なので、大変おもしろい一畑電鉄にも乗らなかった。乗ってる途中で、進行方向が変わったり、日本一長い駅名の駅もあった。今は「松江イングリッシュガーデン前」であるが、当時の駅名は「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」である。出雲大社には、これに乗っていくのが、やっぱりイイのではないか。 松江城は、石垣も堀も、回りの武家屋敷なども、かなり美しい。そしてなにより、山陰で唯一現存している天守なのだそうだが、天守閣の外観に味わいがある。熊本や彦根や犬山の天守よりも見とれてしまう。すばらしい! …が、ここまで来て、天守には入らなかった。 突拍子もねえワイルド出たぜ。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ☆ 大シスレーの作品。 展覧会初日に行ってきました。国立新美術館、名古屋市美術館、京都市美術館を巡回する「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」です。 なんて大げさなタイトルでしょう。それもあって、気分が萎えてしまう。 だいたいこの手の美術館の、ルーブル美術館展、オルセー美術館展など、やたらと何度も来日しているので、もはや驚かない。それにエルミタージュ美術館って、世界何大美術館と言われているが、どんな有名な作品があるのか?ピンと来ない。 記憶にある作品は。 モナリザの構図で、裸婦にした、ちょっと男性が女装をしている風にも見える、レオナルド・ダ・ビンチ派(工房作らしい)の作品がおもしろい。モナリザでは消失している、左右の柱がわかりやすい。 アンソニー・ヴァン・ダイクの手慣れた「自画像」は、もちろん良かったが、「ウォートン姉妹の肖像」もしっかり描かれていて、人物画のお手本のような作品だ。 セザンヌの「カーテンのある静物」は、先に1Fでやっているセザンヌ展を見てきて、似たような作品を見たが、ちょっとセザンヌっぽくない。 シスレーの「ヴィルヌーヴ=ラ=ガレンヌ風景」が、ここで見ることが出来るとは想定外だ。この作品は、模写をたくさん見てきたので、とても馴染みがある。 他にも何点か良い作品があったが、作者も知らない人なので、覚えていない。 だから、初日に見に来る気などまったくないのだが、偶然セザンヌ展に来たらやっていたのだ。初日じゃあ混んでいるかと思いきや、ヨーロッパの展覧会並にすいていて見やすかった。セザンヌ展とは違って、ガラスを填めている額縁が少ないのも良い。その点は、気分のいい展覧会だ。 テーマ:美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル:学問・文化・芸術 |
![]() ![]() ☆ なんといっても竹田城、鬼ノ城 ここ2〜3年の旅行で、倍増しました。ランキングも後半は特に意味がありません。たまたま時期的な、その時の印象です。 1.竹田城 兵庫県 (天空の城。京都から3時間くらい。登るのに30分。) 2.吉野ヶ里 佐賀県 (弥生時代、日本の城の起源。) 3.鬼ノ城 岡山県総社市 (7世紀頃の古代山城、いまだ整備工事中。) 4.安土城 滋賀県 (最近発掘されたもので、2006年に料金所が作られた。) 5.姫路城 兵庫県(天守閣の偉容はいちばん。裏にある美術館もいい。) 6.金沢城 石川県 (さすがは加賀百万石、広大な敷地と兼六園を内包している) 7.松山城 愛媛県 (アテネのアクロポリスの丘のように、敷地自体が立派な高台となって街の中にそびえている) 8.勝連城 沖縄県 (沖縄の城は、景観抜群。) 9.中城城 沖縄県 (急激な高台です。) 10.江戸城 東京都 (千鳥が淵の桜でお馴染みの、みなさんご存じ「皇居」です) 11.座喜味城 沖縄県 (上の二つに比べると地味だが、人がいなくていい。) 12.月山富田城 島根県 (足立美術館の裏手、川の見える景観、桜が美しい。) 13.津和野城 島根県 (ここは1時間ぐらい歩いたけれど、後半誰にも会わなかった。津和野の山の上で景観抜群。) 14.松江城 島根県 (松江の街が素敵。桜もたくさんある。天守閣も素晴らしい。) 15.首里城 沖縄県 (立派な石垣だが、再建された建物が新しすぎて、感興を削ぐ) 16.彦根城 滋賀県 (立派な石垣。庭園も美しい。天守閣がたいしたことない。) 17.和歌山城 和歌山県 (平山城だが、街の中の溶け込み方が絶妙な高台天守。) 18.米子城 鳥取県 (登るのに20分。特になにもないが、絶景。) 19.松阪城 三重県 (おもしろい構造で、哀愁漂う二の丸) 20.二条城 京都府 (桜の種類が圧巻、城というよりも徳川御所。) 21.鳥取城 鳥取県 (40分ぐらいかかる山道。みんな子供を連れて登っている。) 22.大和郡山城 奈良県 (桜がいっぱいで電車からも見える。) 23.多賀城 宮城県 (仙台と松島の間にある、大和朝廷が蝦夷征伐のために作った) 24.弘前城 青森県(桜で有名。小さい天守閣だが、古い作りで好感が持てる) 25.犬山城 愛知県(天守閣の中を登るのが楽しい。景色も良い。) 26.稲葉山城 岐阜県(立地条件、景観とも抜群であるが、再建天守がひどすぎる。) 27.岩国城 山口県 (登ると30分ぐらいかかる。町並みと錦帯橋を含む景観が美しい。) 28.広島城 広島県 (桜が散って、周辺にほとんど人がいなく寂しかった。) 29.熊本城 熊本県(平城で構えは立派。天守の中があまりよくない。) 30.名古屋城 愛知県(有名なお城だが、天守閣が近代的すぎる。) 31.会津若松城 鶴ヶ城、福島県 (これも天守閣が博物館化している。) 32.大洲城 愛媛県 (川の中州にある城。周辺の景観が美しく、街歩きも楽しい。) 33.高知城 高知県 (極めて、ごく普通の城のような気がする。) 34.岡山城 岡山県 (後楽園から見るのが風情がある。近づくとそれほどでもない。) 35.山形城 山形県 (工事中であったが、それなりに立派。) 36.仙台城 宮城県、青葉城 37.大阪城 大阪府 (壕と石垣は立派だが、天守閣はつまらない。) 38.信貴山城 奈良県 (松永 久秀が名器・平蜘蛛茶釜とともに爆死した城。) 39.水戸城 茨城県 (偕楽園を含む広い敷地。元城だとは気づかなかった。) 40。福岡城 福岡県 (なんとなく風格は感じられる。) 41.萩城 山口県 (海岸沿いにあるのがめずらしい。平城で城っぽくない。) 42.宇和島城 愛媛県(電車で、通りがかりに見えただけ。) 43.松本城 長野県 (車で周りを回っただけ。遠くから見ると縦長の天守閣。) 44.湯築城 愛媛県(ゆづきじょう、松山・道後温泉のとなりにある公園) 神社仏閣もたいてい見ているのだが、「出雲大社」が一番なのは、奈良時代から変わらず。次が東大寺。伝統的、雲太、和二で納得です。 今後、訪れてみたいお城は、だいぶ減って、 名護屋城(佐賀県唐津市)、今帰仁城(沖縄県)、丸亀城(香川県)備中松山城ですね。 テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行 |
![]() ☆ このカラヤン盤でいちばん気になる配役は、スザンナがイレアナ・コトルバスであることだ。先日紹介した、下記の本でも、ルチア・ポップがカラヤンに可愛がられていたことは間違いない。コトルバスは、どちらかというと好きな歌手だし、この盤では、ポップに極めて近い歌い方をしている。 3年後のショルティ盤では、ポップが見事に歌っているし、プロデューサーも同じなのに、なぜコトルバスなのか。EMIのカラヤン、シュワルツコップのバラの騎士では、ゼーフリートとシュトライヒが歌う予定であったが、出産などのトラブルで他の歌手となる。2年後のベームの盤に、この2人が起用された、というようなことが、ポップにもあったのだろうか。ベームとショルティの映像でも歌っているのに。 ルチア・ポップのアリア集では、この盤と同じトム・クラウゼの伯爵との2重唱がある。伯爵との声の絡みが絶妙だ。単独のアリアでももちろん、ポップがいい。ベームの指揮では最高だが、たとえショルティの指揮であっても。 1964年以来決別していたウィーン国立歌劇場にカラヤンが戻ってきたときの演目のひとつが『フィガロの結婚』でした。それに合わせてレコーディング計画が立てられたのでしょう。下の話は、戻ってきたときではなくて、以前の話。 とかく帝王然とした悪い話ばかり伝えられるカラヤンですが、オペラ座の現場での心配りには暖かいものがあったようです。そのほか、ベームが鬼のような「地獄耳」という話もおもしろかったですが、東洋人として始めてウィーン国立歌劇場の団員となった、旧姓:高島一恵さんの本よりカラヤンについて。 『ウィーンわが夢の町 アンネット・カズエ・ストゥルナート』より すると、突然カラヤンの怒声が、メガホン越しに響いてきた。 「おいー・そこの青い衣裳を着た人! さっきから食べてばかりいるが、あなたは通行人(エキストラ)か?歌手か?」 最初は、私のことだと思わなかった。だが、周囲がサッと私を避けたので、スポットライトを浴びたように、私一人が舞台の中央に立つことになってしまった。 普段から、私に冷たくあたっている団員たちは、明らかに、私が何か失敗をして、カラヤンに叱られるのを期待している視線だった。 カラヤンが、ステージ上に登ってきた。 ああ、どうしよう……怒られるのだろうか。この公演から下ろされるのだろうか。カラヤンからクビを宣告されたら、ほかの劇場でも、仕事ができなくなるのではないだろうか……。 カラヤンは、ツカツカと、私に向かって来た。どうやら、イライラしている様子だ。 周囲の人たちは、さらに道を空けるようにして、私とカラヤンだけが、ステージ上で対峙する形になった。 私は、顔を下げたまま、上げられなかった。 「いったい、君は、さっきから……」 と言いかけたカラヤンが、その先の言葉を失っていた。 私を覗き込むように、じっと見ている。仕方がないので、私は、ゆっくり顔を上げた。 「君は……?」 カラヤンは、驚いているようだった。 「君は、どこの国から来たんだ?」 私の顔を間近で見て、ヨーロッパ人でないことに気づいたようだった。私は、ゆっくりと話した。 「私、日本から一人で来ました……。歌手になりたくて……。七一年から、ウィーン・オペラ座の団員をつとめています……。実は、私、いま、妊娠中で……。つわりがひどくて、お腹が空いて我慢できなくて……。申し訳ありませんでした……」 正直に話して、頭を下げた。そして、私は覚悟を決めた。 多分、東洋人では、このプッチーニのオペラは無理だと言われるのだろう。いくらメイクをしたって、東洋人であることは完全には隠せない。一九世紀のパリのカルチェ・ラタンに、東洋人の女性がいることなど、ありえないのだ。 ところがカラヤンは、私の顔を見ながら、意外な言葉を眩いた。 「そうか……。日本から……。よく、あんな遠い所から一人でやってきたね」 そう言ってカラヤンは、私を抱きしめてくれた。 そして、周囲にいる歌手たちに、大声で言った。 「みんな、聞いてくれ」 その声に、下がっていた歌手たちが、いっせいにカラヤンの周囲に寄ってきた。 「この娘は、東洋の果ての、日本という固から一人でやってきた。私は、日本へは何度も公演で行っているから、どんなに遠い所か、よく知っている。寂しい思いをしているに違いない。どうかみんな、これから、彼女の支えになってあげてほしい」 足が震えた。 立っていられなかった。 私は、カラヤンの前で、膝をついてしまい、その場で号泣した。涙が止まらなかった。メイクが落ちるのも忘れていた。 私の苦悩を分ってくれる人がいた。 たったひと目で、私の苦悩を見抜いてくれる人がいた。 しかも、それが、世界最高の指揮者カラヤンだった。 翌日から、四年間に及んだ私に対するいじめも人種差別も、すべてピタリと止まってしまった。 カラヤンとは、その後も仕事で一緒になる機会が何度もあった。あの日以来、私を覚えていてくださって、よく話すようになった。 お腹が大きくなってくると、「もし女の子だったら、僕が名づけ親になつてあげよう」とまで言ってくださった。私には娘が二人いるが、二人とも、ミドル・ネームは、カラヤンの命名である。 ウィーンわが夢の町 新版 巨匠たちの音、巨匠たちの姿 (1950年代・欧米コンサート風景) |
![]() ☆ 東洋人初のウィーン国立歌劇場団員歌手となって30年余。その凄絶な半生を自ら明かす、感動の自伝。 でありますが、同年代のルチア・ポップと仲良くなり、後に師事したお話が興味深いところです。 『ウィーンわが夢の町 アンネット・カズエ・ストゥルナート』より 日本でも、ポップ先生は、オペラ歌手、もしくはリート歌手として大人気だったはずだ。スロヴァキア出身だが、早くにオペラ座と契約し、艶やかで伸びのある声で一世を風廃した。特に、ドイツ系オペラのソプラノとしては、世界最高の存在だった。 オペラ座での当たり役は、何と言ってもモーツァルト《フィガロの結婚》のパルバリーナやスザンナ、《魔笛》の夜の女王。次が《フィデリオ》のマルツェリーネ、リヒャルト・シュトラウス《ばらの騎士》のゾフィー、ヨハン・シュトラウス《こうもり》のロザリンデなど。 いくら年齢を重ねても、少女のような、可愛らしいチャーミングな容姿で、世界中の聴衆を魅了したものだ。カラヤンには特に可愛がられていた。私は、ある時期から彼女と親しくなり、仕事の合間にレッスンをつけていただくようになつた。 そんなルチア・ポップ先生が、93年に、まさか54歳の若さで、肺ガンで亡くなるとは……。おそらく日本のオペラ・ファンも衝撃だったろうが、私も驚いた。ただ、私には、少々予想できていたことでもあった。 というのも、彼女は「超」がつくヘビー・スモーカー、ニコチン中毒だった。 よく、息をつかうオペラ歌手や管楽器奏者は、タバコは吸わないものだと思っている方がいるが、そんなことはない。歌手でタバコを吸っている人は、いくらでもいる。 ところが、あれほどのヘビー・スモーカーだったのに、声の調子が悪い場面は、一度も見たことがなかった。それどころか、年齢を重ねるに従って声に深みが増し、次第に重い、大人の役をこなすようになっていたのだから驚く。いまになれば、あの変化すらもタバコのせいだったのではないかと思いたくなるほどだった。 ★『フィガロの結婚』 ゼッダ指揮 藤原歌劇団公演 楽劇「神々の黄昏」全曲 バレンボイム ベートーベン交響曲第5番 グールドpf 歌劇《アイーダ》 アーノンクール 「セビリャの理髪師」 アバド 『フィガロの結婚』 アバド 「タンホイザー」バレンボイム 交響曲第2番ニ長調作品36 アーノンクール 夜の女王のアリア コロラトゥーラの女王 エディタ・グルベローヴァ モーツァルト コンサート・アリア全集 ポップ、グルベローヴァ、マティス他 4枚組 フリードリヒ・グルダ/モーツァルト・アーカイヴThe Gulda Mozart Tapes 恋とはどんなものかしら〜モーツァルト:オペラ・アリア集 シュワルツコップ52 モーツァルト:リーダー シュワルツコップ55 モーツァルト:オペラ・アリア集 ルチア・ポップ Decca 歌劇《フィガロの結婚》ハイライツ カラヤン78 歌劇《ツァイーデ》<全曲> アーノンクール 2CD 歌劇《ポントの王ミトリダーテ》<全曲> クリストフ・リセ レ・タラン・リリク3CD ブランデンブルク協奏曲 レオンハルト77 ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調 マイスキー メータ 小澤さんと音楽で語った日 チェリスト宮田大25歳 BS放映ビデオ R−1グランプリ2012 ビデオ ブラームス:交響曲全集&ヴァイオリン協奏曲 5枚組 ドヴォルザーク チェロ協奏曲ロ短調作品104 ロストロポーヴィチ カラヤン 歌劇《偽りの女庭師》<全曲> アーノンクール 3CD 歌劇《ルーチョ・シッラ》<全曲> アーノンクール 2CD ドヴォルザーク交響曲第8・9番 カラヤンVPO モーツァルト:ディヴェルティメント集 カラヤン 黛敏郎『古事記』大友直人指揮 BS放映 オペレッタ「メリー・ウィドウ」 ガーディナー 歌劇「フィガロの結婚」(ハイライト)マリナー 歌劇「シピオーネの夢」モーツァルト ハーガー ポップ、グルベローヴァ、マティス他 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」カラヤン51 メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ギル・シャハム 歌劇《ピーター・グライムズ》 ベンジャミン・ブリテン58 歌劇《カルメン》 クライバー DVD ★ウィーンわが夢の町 アンネット・カズエ・ストゥルナート 西洋美術史入門 池上英洋 蘇我氏の正体 関裕二 山陽・山陰 岡山・倉敷・尾道・広島・宮島・下関・山口 歩く地図Nippon るるぶ広島 宮島 尾道 呉 岩国 '10 日本の路地裏100 佐藤 秀明 世界の路地裏100 ピエ・ブックス 物には決ったよさはなく…… 吉田 秀和 ツキの正体 運を引き寄せる技術 桜井 章一 仕事オンチな働き者 山崎将志 生きる勉強 スマナサーラ 香山リカ 地動説を疑う 野口悠紀雄 節約の王道 日経プレミアシリーズ 林 望 EUメルトダウン 浜矩子 新・生き方術俯瞰力 やましたひでこ ネットデフレ 川北潤 脳は0.1秒で恋をする 茂木健一郎 てくてく歩き 萩・津和野・松江・石見銀山 ここだけは行ってみたい 世界の花景色 世界名景紀行 人生なんてくそくらえ 丸山健二 私はのんびり生きてきた。 最適化社会が不幸を生む 香山 リカ 「母神」に包まれる方法 森田 健 ここだけは行ってみたい フランスの景色 世界名景紀行 るるぶ広島 宮島 尾道 呉 岩国 '10 世界一の写真集 世界一の名景・絶景60 世界名景紀行 新世界の路地裏 ピエ・ブックス 悟りの教科書 荒 苫米地英人 船井幸雄のズバリ本音 本番に強い脳と心のつくり方 苫米地英人 巨匠たちの音、巨匠たちの姿 1950年代・欧米コンサート風景 植村 攻 金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら 菅野隆宏 自分を語る英語術 <よのなか>教科書 遠山 裕美子 私はのんびり生きてきた。 最適化社会が不幸を生む 香山 リカ ウィーンわが夢の町 ★3.11以後 茂木健一郎 竹内薫3.11以後 (中公選書) 新版 巨匠たちの音、巨匠たちの姿 (1950年代・欧米コンサート風景) |
![]() ☆ 1950年頃のカラヤン&ウィーン・フィルは、熱くとても速い、疾風怒濤の演奏が多い。といっても聴いているのは、『フィガロの結婚』『魔笛』、交響曲40・41番くらいだけれど。したがって、『フィガロの結婚』序曲も、すごく速い。こんなに速いのは、他に知らない。 などと書いていたら、昨年聴いたスイトナー盤の方が速さだけで言ったら、速いことに気づいた。ただあれは、手放しで名盤とは言い切れない出来なので却下。その後のカラヤンは、もちろん大家の風格、なんだかんだ言っても、フルトヴェングラー、ベームの演奏に、やっぱり近い正統派になっていったように思います。(ワルターはまた別格) そこでこのカラヤンの最録音。デッカでの最後の録音になったようですが、後のショルティ盤のような録音の良さは特に感じません。デッカは有名な1955年のクライバー盤、3年後の58年のラインスドルフ盤(どちらもウィーンフィル)以降20年間、『フィガロの結婚』から遠ざかっており、1978年になって久々にカラヤン盤をレコーディングしたと思ったら、またまた、たったの3年後、81年にショルティもレコーディングするという計画性のないことをしている。 全曲盤LPも、それからCDに焼いたのも持ってはいるのだが、今回聴いたのはハイライトCD盤である。全曲を聴くと、旧盤やベーム盤と違って、一部テンポのしっくりしない部分も感じることがあった。しかしハイライト盤で聴くと、もちろん一部歌唱に不足はあるが、これは完全に名盤である。 それでこの再録音、とてもこの時期のカラヤンとは思えない、1950年に戻ったかのような熱い序曲で始まる。交響曲の演奏などとは大違いの、規範とすべきすばらしい演奏だと思う。ベームの演奏も素晴らしいのだが、冷静すぎて熱気が足りないようなところがある。 そして驚くべきは、終始カラヤン30年前の名盤とほとんどかわらない熱気と緩急混ざったスピードで最後まで押し通していることだ。晩年のヴェルディに顕著に表れる、重厚で堂々たるカラヤンのオペラ録音とは違っている。 歌手は、当然ながら、以前の歌手に比べれば小粒である。全体の演奏も旧盤に近いが、特にアルマヴィーヴァ伯爵夫人、ロジーナを歌うアンナ・トモワ=シントウが、シュワルツコップの若き頃の歌唱に非常に似ている。 アンナ・トモワ=シントウは、カラヤン、ベームの両巨匠で歌っているドンナ・アンナが素晴らしいが、他は特に思い当たらない歌手だ。アラベラやバラの騎士、カプリッチョなどのR・シュトラウスをよく歌っているような気がするけど。重唱やレシタティーヴォでは、気品が足りないような気がするが、2つのアリアはシュワルツコップが録音し直したみたいだから、イイのである。 ここでいうシュワルツコップの歌唱とは、カラヤン1950年、オペラアリア集1952年、フルトヴェングラー1954年ライブでの彼女の歌唱のことです。もちろんカラヤンの指示だろうけれど、それに似ているだけでもスゴイこと。 ヤノヴィッツには、もちろんかなわないけど。 『フィガロの結婚』 カラヤン ウィーン1978Decca ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 フィガロ:ヨセ・ヴァン・ダム スザンナ:イレアナ・コトルバス アルマヴィーヴァ伯爵:トム・クラウゼ アルマヴィーヴァ伯爵夫人:アンナ・トモワ=シントウ ケルビーノ:フレデリカ・フォン・シュターデ モーツァルト:フィガロの結婚 ハイライツ モーツァルト : 歌劇「フィガロの結婚」1978 モーツァルト:「フィガロの結婚1950 |
![]() ☆ さて、このモーツァルトのオペラ、は一般的に二つのタイトルで出ています。 イタリア語 La Finta Giardiniera「偽の女庭師」 ドイツ語 Die Gaertnerin aus Liebe 「恋の花作り」 このアーノンクール盤のリブレット、表はLa Finta Giardinieraとかいてあり、裏表紙にはDie Gaertnerin aus Liebeと書いてあります。 イッセルシュテットのドイツ語版「恋の花作り」が発売されたときに、吉田秀和が書いた文章があります。そもそも「偽の女庭師」という日本語タイトルは、彼がレコード会社に頼まれて付けたものですが、イタリア語の意味をとっただけのもので、本人もしっくりいってなかったようです。「恋の花作り」というタイトルは、とっても素敵です。演奏も素敵。といった内容だったと思います。 ところがもはや「偽の女庭師」「にせの女庭師」といったタイトルが定着してしまっているようです。イタリア語・ドイツ語にかかわらず「恋の花作り」にしたほうが、もっと親しまれるような気がするのですが。 先日の初期オペラから、まるでイドメネオのような音楽が出てきて、聴き応えがある、なんて言ってきましたが、この曲は、もう、本当に堂々たるもの。CDも3枚組ですし、音楽の充実ぶりは驚くべきものです。 なにしろストーリーが、以前のローマ帝国ものとは違い、現代的(近代的)な恋のお話。DVDは1回見たことがあるけれど、今回まだ2回しか聴いていない。これは、馴染んでくると、「後宮」や「ティート」よりも楽しめるかもしれない。 ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 録音:1991年6月 プラハ(ライヴ録音) 3CD ドン・アンキーゼ<市長>…トーマス・モーザー(テノール) 女庭師サンドリーナ…エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ) ベルフィオーレ伯爵…ウーヴェ・ハイルマン(テノール) アルミンダ…シャルロット・マルジョーノ(ソプラノ) 騎士ラミーロ…モニカ・バチェリ(メゾ・ソプラノ) セルペッタ…ドーン・アップショウ(ソプラノ) ナルド…アントン・シャリンガー(バリトン) モーツァルト:歌劇「偽の女庭師」K.196(3枚組) |



























































































