ローエングリン スカラ座2012 第1幕
☆ 第1幕 62m38s

 昨年年末にBS放映されたオペラで見ていなかったもの二つの第1幕だけ見てみました。バレンボイム・スカラ座の「カルメン」と「ローエングリン」です。双方ともテノールはヨナス・カウフマンです。

 舞台装置は、近代ドイツ貴族の邸宅の広間。3階まである廊下がぐるっと取り巻いている。赤絨毯。やや左にテーブルと椅子。その上にシャンデリア。やや右に草とはしごのような階段。その後に木。その右にアップライトピアノ。

 国王とその他の皆様は、軍人またはその親族のよう。黒または紺の軍服やドレスを着ている。エルザのみ半袖の白いドレス。白いものだから、ちょっと下着っぽい、あるいはだらしない感じがする。

 子供の時のローエングリンとエルザ、左に翼をつけた少年が時々現れる。そういえばクラウス・グート演出。ザルツブルグの「フィガロの結婚」を思い出す。決して良い印象ではない。


ダニエル・バレンボイム指揮 クラウス・グート演出
ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団  2012/12/7収録

ローエングリン:ヨナス・カウフマン
ドイツ国王:ルネ・パーペ
エルザ:アネッテ・ダッシュ
テルラムント:トマス・トマソン
オルトルート:イヴリン・ヘリツィウス 
伝令:ジェリコ・ルチッチ


 前奏曲が終わりそうになるところで、舞台にはオルトルートとエルザ。オルトルートがエルザに小さな上着を渡す。弟のモノなのだろうか、受け取ったエルザは、椅子の背にそれを掛け、ひどく顔をゆがめる。その後もオルトルートに指図され、右にあるピアノの横に隠れるように座る。

 騎士を証人として呼ぶときには、その小さな上着を拾い上げる。いつの間にかテーブルと椅子のあったところに、ローエングリンが丸まって寝ており、その回りを群衆がとりまいている。

 酔っぱらって寝て、痙攣して、やっと目覚めてゆっくり起き上がる。頭をたたいて、正気に戻ろうとしている。白いポロシャツにベストに裸足。回りの軍人に対して、ローエングリンとエルザだけ、ひどく庶民的だ。まったくカッコ良くない。

 テルラムントとの戦いの場面では、エルザははしごの上で正座している。勝ったローエングリンも床にうずくまり、痙攣している。立ち直って、第1幕最後は、3人がテーブルに座る。エルザが左に、ローエングリンが中央に、そして右に、翼の少年が。

 歌と演奏は、なかなかのモノだと思うぞ。

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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

[2013/01/15 18:37] | ワーグナー | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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