『ドン・ジョヴァンニ』 ムーティ指揮 ウィーン1999第一幕
ムーティー1999
☆変なカツラですな。


 ここのところ、夏になると『ドン・ジョヴァンニ』を聴くことが多い。夏といえば『ドン・ジョヴァンニ』と『イドメネオ』でしょう。決して、『フィガロの結婚』『魔笛』『コジ・ファン・トゥッテ』を聴こうという気候ではありません。

 先日、カラヤンとアバドの『ドン・ジョヴァンニ』を聴いて、乗り気になって、三年前に買ってあったムーティの新しい方のDVDを見てみた。このDVDは確か、小澤指揮する『ヘンゼルとグレーテル』にアンゲリカ・キルヒシュラーガーが出演したときに、どんな歌手か気になって買ったものだ。

 その後、指揮者と歌手の双方が、なぜか気にならなくなったので見ないでしまってあった。ムーティの演奏では、ストレーレル演出のスカラ座ビデオとウィーンフィルとのCDも持っている。彼は、見かけとは違って、奇をてらったところのない伝統的でごく普通の演奏をする。その点で、アバドやバレンボイムなどよりも物足りなさを感じさせるところがある。

  アン・デア・ウィーン劇場という小劇場ですので、スカラ座やザルツブルグ音楽祭などより、ひどく質素な舞台に見えます。舞台手前の階段なんて、フェルゼンライトシューレのように舞台装置として常設されているかのような雰囲気です。その階段より奥が普通の舞台のように書き割りが動いたりします。

 そういうわけですからムーティ指揮でも、1987年ストレーレル演出のスカラ座のものに比べ、あれは非常に美しい舞台でしたから、今回見た目は格段に劣ります。演出にはほとんど何も感じませんでした。ただ進むにつれて歌手の衣装が、古代から現代に変わっていくのは、不快感もなく興味を引きました。


リッカルド・ムーティ指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ロベルト・デ・シモーネ演出 1999.06. アン・デア・ウィーン劇場

ドン・ジョヴァンニ:カルロス・アルバレス(Carlos Alvarez)
レポレッロ:イルデブランド・ダルカンジェロ(I'ldebrando d'Arcangelo)
ドンナ・エルヴィーラ:アンナ・カテリーナ・アントナッチ(Anna Caterina Antonacci)
ドンナ・アンナ:アドリアーネ・ピエチョンカ(Adrianne Pieczonka)★★
ツェルリーナ:アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Angelika Kirchschlager)
オッターヴィオ:ミヒャエル・シャーデ(Michael Schade)
マゼット:ロレンツォ・レガッツォ(Lorenzo Regazzo)
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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

[2013/08/15 18:27] | ドン・ジョヴァンニ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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