タイムマシンにお願い!モモの途中。
イブ・ミュアヘッド

☆ 君よ永遠の嘘をついてくれ ぼくたちはまだ旅の途中だと。


 このあいだの大雪、先々週、土曜日の夜、誰も来ない会館に歩いて行ったことは書いたけど、その話の続き。
 次の週も、雪が降ったが、先週よりも道の雪は溶けており車も通っている。仲間に連絡して、出席することを確認の上、グループの寄り合いに行ったのだ。そうしたら、確かに仲間の一人は来ていたが、会館には電気がついておらず、駐車場も鎖が張られて入れなかった。
 やれやれ、休館するにしても連絡ぐらいくれよ。

 そんでもっての今週のこと。いちおう今は、おすすめ本のコーナーです。
タイムマシン モモ

『タイムマシン H.G.ウェルズ』を読んで、『モモ ミヒャエル・エンデ』を読んでいる途中である。この本は、20年ぐらい前、「ネバーエンディングストーリー」の映画をやっていたときに本屋に積まれてあった。映画がおもしろいと思わなかったので、本も読まなかった。

 ねじまき鳥のヒトたちには周知のことだろうが、時間も自我とおなじように錯覚だ。見えるものは本物ではない。回りの物質世界は、私たちの中にあるのであって、外にあるわけではない。タイムマシンでは、食用に放し飼いにされている未来の人間が出てくるけど、人間て過去にだってそうだったんじゃじゃないのかな。モモの時間のマイスター、秒・分・時間さんは目覚めるのだろうか。ほんとに目覚めているのだろうか。

 その途中で、オリンピックともタイムマシンとも関係なく土曜日の夜に出かけた。
ほぼ一ヶ月ぶりなので、ほとんどみんな集まった。

 その中に、マラソンおじさんがいる。70歳以上で、全国10番ぐらいだという。この前走ったときは、4時間と何秒かで、惜しくも4時間を切れなかったそうだ。もちろん毎日何十キロか走っている。それで毎週、どこかの市民マラソン大会に出ているようだ。明日もどこかで走るという。

「明日の東京マラソン、出るんですか?」と質問された。
「応募者が多くて、出られないんです」
なんでも30万人の応募の中から選ばれるそうで、当たらないのだそうだ。
「でも10万円出せば、出られるんです」
それを聞いたわたしは思わず言ってしまった。
「10万円出して出ればいいじゃないですか!」
おじさんは「10万たら大金ですよ」としりごみした。

 あと何年走れると思ってるんですか、10万ぐらい出せるでしょ、とはさすがの私も言わなかった。でも絶対に出るべきだと思った。自分の親とか、昔のヒトはなかなかお金を使わないんだな。家の建物なんか立派にするより、もっと生活を楽しめばいいのに。

 よくよく考えると、人ごとではない。自分も同じようなものだ。言い訳ばっかり揃えて、なかなか行動を起こさない。まあその埋め合わせに、ロールケーキを食べながら、『モモ』を読んでいるのだが。

タイムマシン2
スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

[2014/02/24 18:27] | おすすめの本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<植物園の西北 | ホーム | 金網少女>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://samotorakenike.blog91.fc2.com/tb.php/1281-529e770d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |