熊野古道計画3■4月5日(土)大門坂とゴトビキ岩
コトビキ入り口
神倉神社

コトビキ岩
ゴトビキ岩



●熊野那智大社から大門坂を抜けて那智駅まで歩く。
JR那智駅15:32→:53新宮 (▼\240)。
ホテルにチェックイン16:05。 新宮 サンシャインホテルに2泊 (\5,050×2)
●ホテルから熊野速玉大社と神倉神社・ゴトビキ岩まで歩く。スーパー\1,048。


 お賽銭を投げ入れる西洋人カップルが目につくんだけど、それほど感慨もなく別方向の大門坂を下る道に入る。入り口はちょっとトリッキーな、とても参詣道とは思えない、街の中の裏道みたいに始まる。しばらくすると深い森と共に、立派な石段が姿を現す。ここはぜひ下から上に登るべきだったと後悔したが、そこは諦めて下っていった。しかし、石だけの石畳を下るのは、すべりやすくひどく歩きにくい。

 途中、数人しか会わなかったが、この参道のハイライトらしい、いちばん石畳が長く眺められる地点で誰もいなくなった。ここでも一人だけか、と思っていると下から登ってくるひとりの人がいる。すれ違いざまに、何か言いたげに微笑んだ西洋人女性が、他で見たこともないほどのすごい美人だった。驚いて何も言えなかった。あいさつぐらいすればよかったと、歩きながら何度も後悔した。やろうと思えばやれたのに、やらなかったという思いほど、人を成長させることはないって村上春樹が言っていたかもしれない。

 そんなことを考えながら大門坂の出口、じゃなくて本来の入り口まで来たところで、バスツアーの添乗員率いる高齢者(失礼!)の団体に襲われた(ような気がするものだ)。みんな杖をもっているが、最後まで上れるのだろうか。私はこれからのこともあるし、まだ足を貯めておくのだった。これから那智駅まで1時間半かけて歩くのだ。宿泊地の新宮に行ってからも2時間ぐらいは歩くだろう。まだ初日。本格的旅は3日目からだ。

 その川沿いの駅までの道は、とても綺麗だったけれど、そして参詣道なのに、誰も歩いていなかった。路線バスに乗っている人も少なかったから、みんな自家用車か観光バスで行っているのだろうか。途中、青彦神社、飛鳥神社、熊野三所大神社と補陀洛山寺があった。

 JR那智駅15:32→:53新宮 (▼\240)。これもフリー切符に含まれている。この駅では変な人がいた。電車を待っている人全員に、それぞれ話しかけ、新宮行きは何番線で何時発で、他にナンタラカンタラと注意事項を、勝手に話しかけていた。ここは無人駅だから、キップもってるか?、なければ降りたところで払うんだよ、ワンマンだから運転手に払うんだよ、みたいなことも言っていた。近所に住む変なおじさんかと思っていたら、その人も電車に乗り込んだ。

 新宮に着いたら、とりあえずホテルに行ってみる。駅から10分、どんなホテルか心配だ。ネット予約だと、ほんとに予約が入っているのかなんとなく心配だ。新宮のホテルはみんな古い。だいたい30年前ぐらいに開業したホテルだ。エレベーターなしの3偕の部屋。階段などの作りはしっかりしている。駅から遠いだけあって、ロビーは広く、パソコンもマンガも置いてある。いったん部屋に入り、荷物を置いてから、スーパーの場所を聞いてから、熊野速玉大社に向かって外に出た。それから雨が降り始めた。

 30分ぐらい歩いて、熊野速玉大社。あれ、ずいぶん建物が少ない。あのご神体みたいな巨大な石もない。地図をよーく見ると、500mぐらい離れた所に神倉神社というのがあって、そこにゴトビキ岩という、あのメデタイ岩があるようだ。その途中の民家の町並みはとてもボロボロで面白かった。しかしたどり着いた神倉神社の鳥居を見てのけぞった。ガーン!鳥居の中には垂直に切り立ったような階段がある。鳥居の上までずっと階段しか見えない。那智の石段と違って、揃えられていない大きな石で歩きにくい。暗くなって雨も降ってきて石がすべる。一段がやけに高い。

 地元の人によると、登り切るのに10分かかるそうだ。那智大社の大門坂よりもひどいじゃないか。(あっちは下っただけだったからね)足を貯めていた甲斐があったというべきか、ヒザがヘロヘロになりながら何とか戻ってこれたのだ。熊野初日からこれでは、先が思いやられる。雨が本降りになってきた。スーパーでティラミスでも買おうっと。

大門坂
大門坂 ひとりだけ歩いている西欧女性。
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[2014/04/19 15:55] | 奈良京都旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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