熊野古道計画4■4月6日(日)大齋原(おおゆのはら)を歩く
新宮本宮バス
本宮大社前と勝浦駅行きの熊野交通バス。新宮駅前。

大齋原3
熊野川ぞいの鳥居を遠望する。

大齋原4
鳥居をくぐったところの参道。

新宮駅前よりバス 7:05→本宮大社前8:24 (▼\1,500)
●大齋原(おおゆのはら)を歩く。


 新宮駅前よりバスに乗る。しかし客は他に一組だけ。その一組のご夫婦も、30分で降りて一人になる。桜満開の日曜日の世界遺産にしても、バスで一人になるとは。やっぱり他の観光客は自家用車かツアー参加だけなのだろうか。駅からのバスで満足に人が乗っていたのは、出雲大社だけで、あとは有名観光地でも一人になる。よく廃止にならないものだ。

 1時間20分のバスの、ほとんど一人であったが、終点間近でお客が二人乗ってきた。温泉宿が数カ所あるのだ。しばらくして「本宮」というバス停を通過した。そのあとのバス停でおばあさんが降りた。路線図に乗っていないバス停だ。確かこのバスは本宮大社行きのはずだが、もしや。と思ったのは、この先奈良の大和八木駅まで6時間半かけて行く日本最長の路線バスも同じ路線なのだ。万が一、先まで行っちゃったらエラいことだ。

 あわてて運転手さんの方に駆け寄り、「あれっ、本宮大社すぎましたか?」と聞いた。「終点が本宮大社ですよ」とあきれ顔で言われた。「本宮」と「本宮大社」と同じような名前にするなよ。その終点では、もう一人の乗客、恐らく30代の女性、が一緒に降りた。鈴木ナナちゃん(とりあえず勝手に名前をつけておく)。彼女も発心門王子から歩くそうだ。私が一人で歩くつもりだと言うと驚いていた。彼女が言うには、「発心門王子から熊野本宮大社まで語り部と歩く」というツアーがあるそうだ。そんなのに参加するのが普通みたいだ。おまけに今日は日曜日だから特別に、\1,000でいいと言う。後で調べたところ(料金 大人 5,900 円、または\9,000を人数で割る。)ということになっているようだ。

 このナナちゃんは、昨日、ヤフオクで買った青春18キップを使って、東京からここまで来て、本宮手前の湯の峰温泉に素泊まり\4,000で泊まったそうだ。テレビタレントみたいに元気よく、本宮大社前にいるおじさんにいろいろな質問をしていた。

 こんな、熊野古道の中でもいちばんやさしい、2時間で歩ける、初心者用コースなんて、どっちでもいいと思っていた。いろいろなガイドブックに、観光を入れて3時間、歩くだけなら2時間と書いてあるので、1時間半で歩いて、別の所まで行こうと考えていた。どこをどう見ても、奈良の山道よりもやさしい、普通の道だ。昨日の石段の方がつらい。

 バスが出るまでにまだ時間があったので、近くにある「大齋原(おおゆのはら)」と言われる熊野本宮大社旧社地に行く。熊野川沿いにあるので、いつぞやの増水で流されてしまったので、社殿が現在の場所に移ったそうだ。遠くから見ても大きいが、近くで見るともっと大きい鳥居だ。桜井の大神(おおみわ)神社みたいな偉容を感じさせる。

 鳥居をくぐると、参道は出雲大社のように左右に立派な木がある。それを抜けた奥に社殿のあった平地が開けている。残念ながらわたし一人きりではなくて、一組のご夫婦がいた。ここは那智や新宮には感じられなかった、さらに言えば現在の本宮大社にも感じられない神秘がある。今回の熊野の中でいちばんのパワースポットだ。古道を歩く必要はないのかもしれない。

 すごい。とてもいい。また来たい。橿原・明日香みたいだ。



大齋原1
ちょっと信じられないほど大きい鳥居。下の方にある塀が人の背の高さくらい。
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[2014/04/23 17:36] | 奈良京都旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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