がんばらないけど 2冊。
がんばらない



 しばらく雨の日が続いたので、洗濯物などのそばで除湿器をつけ、もちろん寝る前には消して寝たのです。朝になったら、のどがヒリヒリしていて、だんだんひどい花粉症みたいになって、風邪みたいになってきました。

 しかし、熱の出る風邪をひいたとしたらば、15年ぶりぐらいです。たまにはこんなのも体のためにいいかなと思って汗をかいてのんびりしていました。どこかのCMで使われていた、吉田拓郎の「がんばらないけど、いいでしょ」「わたしなりってことで、いいでしょ」という曲を聴きながら。


 もう日本はおしまいです。で始まる、間違った経済大国になってしまった日本についての悲観的な本です。やりたいこともないのに、頑張ってきたみなさま。もう十分、日本人は幸せだったでしょう。

『下りる。日本に生まれた不運をあきらめるために ひろさちや』より短めに。

 日本の商社の人間がインドにきて、漁民たちに講習会を開いた。このような道具を使うと、現在の3倍もの魚が捕れると教えました。すると、インド人の漁民から質問がありました。
「3倍も魚が捕れると、われわれはいったいどうなるのだ?」
日本人の予想もしなかった質問です。
「そうなればお金が儲かるではないか」
「ところで、お金が儲かるとどうなるのだ」
またまた日本人を驚かせる質問です。
「金が儲かれば、暇ができるではないか」
「われわれは、その暇をどうすればよいのか?」
「そうすると、のんびり魚を釣っていればいい」

もう一度、インド人の知人を訪ねていったときの話。
「父親が病気をしたので、6ヶ月間、会社を休んだ」
「よく首にならなかったね」
「日本では、6ヶ月会社を休むと首になるのですか?日本人は、5ヶ月ぐらいしか休めないのですか?」と言います。
彼の父親は、6ヶ月後に死亡しました。その6ヶ月の間に医師が往診にきてくれたのはたったの二度。これは日本人の場合と正反対です。日本人の場合は、病気になった父親はすぐに入院し、医師や看護師が毎日病人を看てくれます。けれども、その6ヶ月の間に、息子が見舞いに行くのはたったの二度でしょう。
では、インド人と日本人と、どちらが幸福でしょうか?


『なまけることの幸せ ガーデルマン 』より目次だけ。
体のコンディションと健康を保つためには、何もしないことです。
フィットネスは本当に報われるのでしょうか。
運動嫌いは生命力を節約します。
食事がエネルギーを消耗させる。
過剰なやる気が、寿命をすり減らす敵。
休暇中なら傷も早く癒されます。
健康のはじまりは、なまけることと、何もしないこと。
ナンバーワン・ストレス・ファイターは笑うこと。
よく眠る人ほど長生きです。
あなたがいなくても、地球は回ります。


 ついでに元東電原子炉設計者が書いた、「電気がなくても、人は死なない」という本もおもしろかったです。
のんびりいこうよ、俺たちは。あせってみたって、同じこと。
『気楽にいこう マイク真木』という歌もありましたね。
やりたいことがある人は、頑張ってもらいたい。

下りる。
なまけることの幸せ
電気がなくても、人は死なない。
スポンサーサイト

テーマ:哲学/倫理学 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2015/07/12 14:15] | おすすめの本 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<青い池 | ホーム | ドン・ジョヴァンニ ザルツブルグ2014 ダルカンジェロ>>
コメント
いい本を見つけますね
 紹介を読んだだけでも、たいへん癒されました。
[2015/07/15 22:46] URL | 石崎徹 #uE0ZWTE6 [ 編集 ]
ありがとうございます。
コメント、ありがとうございます。
最近小説をあまり読んでいないので、こんなのばっかり多いです。
[2015/07/16 19:54] URL | サモトラケのニケ #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://samotorakenike.blog91.fc2.com/tb.php/1504-558c77cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |