目で見ていない。

 先日めがね屋さんに行って、気軽に「ちょっと視力を計ってよ」と頼んだ。そうしたら、めがねを買ってくれると期待したのか、予想以上にていねいに計測されてしまった。
あげくに「今のめがねは全然合ってません」
「度が強すぎるのと、乱視が入ってません」
「現状では、メガネをして0.4しか見えていません」と言われた。

 わたしは 0.4 の視力で、絵を描いているのか。
これで、写真などを見て、絵を描いているのだ。
人の絵の間違いを指摘したりしているのか。
傾いている。この線の角度が違う。色がここで変化しているとか、比率が違うとか、クリムソンレーキをちょっと加えるといいとか、目が悪いんじゃないの!とか、さんざん言っているのだ。てことは、みんなも0.4並に、視力が悪いのだろうか。だいたい、私の回りのみんなは目が悪いに違いないと、実は思っていたのだ。しかし、人がどのように見えているなんてことは、他人にわかるわけがない。

 先日の山ごもり中には、つつがなく毎日車の運転もしていた。ということは、視力という物理的なものは、そんなに必要でもないのではないか。どこぞの学者の研究では、人間の目は見たものをそのまま捉えることはせず、脳が大幅に補正して、このように見えていると(思っている)ようなのだ。人間の目に見える周波数帯は、非常に狭い範囲だ。フォースを信じろ。心の目で見ろ。などと言うつもりはないが、脳の経験的処理能力の影響の方が大きいのではないか。
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[2015/08/29 17:14] | カルトン | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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