美術の教科書
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 「美術の教科書」と書いたけど、美術史の本のことです。
斉藤薫さんや、小笠原 敬承斎さんの「美人の教科書」とは何の関係もありません。

 パックツアーで海外旅行など行くと、現地ガイドさんが、教会や美術館などに入り、ひどく専門的な用語を使い、ていねいに説明してくれる。が、しかし、そんな説明を聞いているよりも、見たり写真を撮るのにいそがしい。添乗員は、あとで見る時間は取るから、しっかり説明を聞いてほしいようなことを言うが、そんなことを真に受けてはいけない。主要な一部の説明をしただけで、さっさと名画の前を通り過ぎることも多いから、団体が止まって説明を受けている間に、うろうろして周辺を見回るのだ。

 そういうわけで、あらかじめ予習はしておくとしても、帰ってきてから本で確認すると目から鱗の発見があることもある。(ガイドの言うことを聞かないせいもある)そうそう、現地ガイドの言葉を、日本人添乗員が訳すのだが、時間がかかる上に、信頼できない。知らない言葉が含まれているせいか、明らかに間違っていたり、はしょって簡単に言い切ってしまったりして、まじめに聴いているとバカバカしくなってくるのだ。

 いま思い出したのだが、かつて愛読していた美術の本があった。どういうわけか美術の歴史の本は、英語の本を3冊も持っている。もちろん、まだ読んでいない。愛読していたという日本語の本はH・W・ジャンソンの「美術の歴史」という本だ。これは、図書館などにおいてある、豪華2分冊の大「美術の歴史」の廉価ハイライト版みたいな本で、簡潔にして、わかりやすい。(今はどうか知らないがかつての)山川の日本史みたいなもんだ。

原題は「A Basic History of Art」である。うちにあるのは1980年出版のもの。
西洋美術の歴史
 美術史の権威ジャンソン父子の世界的ベストセラー。カラー219点、白黒300点をオフセット印刷、アート紙で再現。圧倒的ヴォリュームの本を低価格で提供する。古代から現代までの通史で、建築や写真芸術まで幅広く目配りし、各時代の概説や、地図、年表など親切な編集。翻訳には大阪大学名誉教授木村重信、大阪大学助教授藤田治彦があたった。推薦者は美術史の高階秀爾、建築の安藤忠雄、版画の山本容子の各氏。

 比較的最近のものではシスター・ウェンディー・ベケットの
「The Story Of Painting」である。これはロンドンで買ってきた英文だ。図書館で日本語版は何度も借りてきたことがある。英文のタイトルからして「絵画の歴史」というタイトルだろうと検索したがなかなか出てこない。こんな日本版タイトルがついているとは。
シスター・ウェンディの名画物語―はじめて出会う西洋絵画史
【ウェンディ・ベケット】
教育に従事する修道女が構成するノートルダム修道会に所属している。オックスフォード大学のセント・アンズ・カレッジで英語を専攻し、主席で卒業・南アフリカで教職についた後、1970年に帰国し、ノーフォーク州のカーミライト修道院で修道生活に入り、今日にいたっている。生来の美術愛好家であるウェンディ・ベケットは、1980年に本格的に美術を学び始めた。その後、絵画に関する知識と洞察力は広く評価されるにいたり、現在はBBCテレビの人気アート・シリーズ「シスター・ウェンディのオデッセイ」および「シスター・ウェンディのグランド・ツアー」の司会者としてもよく知られている。多数の雑誌に寄稿しているほか、『現代女流アーティスト』および『美術と宗教者』を含む優れた著書がある。

 問題はこの25ポンドもした英文の「The Story Of Painting」である。内容は大まかに知っていることなので、何とか読めるのではないかと思って、英語力もアップするに間違いないし、読み始めることを決意したのである。せめて夏休み期間中ぐらいは。
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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2015/09/01 17:08] | 美術の本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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