働いてください。
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僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない 岡田 斗司夫
「いいひと」戦略-超情報化社会におけるサバイバル術- 岡田 斗司夫
「お金」って、何だろう?-僕らはいつまで「円」を使い続けるのか?- 山形 浩生、岡田 斗司夫
という本を興味深く読んだ。

 今までの社会は、貨幣経済で、お金を稼ぐことが勝ち組の条件だった。それに対して、筆者は、他人の評価を得ることがこれからの勝ち組ではないかといっている。他人の評価とは、フォロワーがたくさんいるとか、「いいね!」をたくさん獲得している人が、助け合いによって、より快適に生きやすくなるということだ。

 実際に筆者は、150人限定、一人年間12万円の会費を納める会を作って、それを収入として生活しているそうだ。会員は筆者のコンテンツを無料で見ることが出来、自由に利用したり、執筆に協力したり出来る。本の印税などは、筆者の収入としない。仲間内でいろいろな仕事をまわしたりする。貨幣経済の利用を少なくして、仕事と収入を作り出して生きていく。

 ところが現代の若者の考え方はさらにすすんでいる。就職しなくてもいいのではないかと言っている筆者たちも、勤勉さを否定しているわけではない。若者が何も欲しがらず、仕事もしたがらない傾向は憂慮している。以下、著者が見た最近の若者像。

仕事をしている時間は「負け」
楽しいことがあったら「勝ち」
何もしていない時間が「引き分け」
出来るだけ負けを減らして、引き分けに持ち込もうとしている。
働いていない時間、何もしていない時間を彼らは「遊び」と呼んでいる。だらだらしていいる時間を延長することに喜びを見いだす。何か良いことがある可能性を温存したいのではないか。

 本来は何かをするための自由なんだけど、何かをしてしまうともはや自由ではなくなる。だから、自由を最大化するためには何もしないのが一番ということになる。その自由時間を延長することと、それを人に見せることが快い。


 いかん、いかん!こんな若者が増えてはいけない。(お年寄りもだ)
日本国民は勤勉に働かないといけない。
私なんて、日本の経済成長を切に望んでいる。
せめて仕事を求め、働いているふりぐらいしようではないか。
非人情の画工が生きていけるように。

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テーマ:本の紹介 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2016/03/12 16:36] | 図書館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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