写実絵画とは何か?
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 ホキ美術館は、千葉市緑区にある美術館である。主に現代の日本人画家による写実絵画の細密画を専門に収集・展示している。しかし、遠いので、まだ訪れたことはない。

 いちおう日本全国全都道府県行ったことはある(通過も含む)ので、遠いと感じるのは変だと思うかもしれない。そもそも首都圏近郊はあまり移動する気がしないので、山梨、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川などは、ほとんど意識に上らないというか、把握していない。10回以上訪れている、京都国立近代美術館の方が、ずっと近いし、馴染みがある。

 『写実絵画とは何か? ホキ美術館名作55選で読み解く』という、比較的安価な本だ。この手の写実画の本は、画集の中では格段に安く売っている。静物画や風景画も載っているのだが、なんといっても人物画である。裸体を求めているわけではない。なんといっても美しい女性の絵である。

 中でも、本の表紙にもなっている生島浩の「5:55」が目をひきます。ポストカードの人気でも一番だそうです。それにしてもなんていうタイトルでしょう。(江頭2:50 じゃないんだから)モデルが6時に帰ってしまうから、その直前という逸話が広まっていると、作者が書いている。

 同じく誌上に載っている作者への質疑応答で、描く上でのコツのようなものはありますか?という質問に、こう答えていた。「モデルさんに惚れないこと。逃げられてしまって、取り返しのつかないことになります。」

 モデルさんの選び方は?「女の子と一緒に街中などにスカウトに出かけます。見かけたら連れて行った女の子に声をかけてもらいます。僕が最初に声をかけると、まずOKをもらえないので」「相手が描きたいタイプなのか、実はおつきあいしたいタイプなのか、一瞬迷うこともあります。」


 惚れてもいないのに描くのは困難だと思うし、取り返しがつかなくなりたいものです。
(いちおう、おすすめの本のコーナーです)
 

写実絵画とは何か? ホキ美術館名作55選で読み解く
写実画のすごい世界
写実画のすごい世界2 - キャンバスで輝きを放つ女性たち



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[2017/02/13 17:27] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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