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フォースに頼る
勘違い力


『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている ふろむだ』
という本であります。

 あるものに秀でていると、その人が全体的に優れているかのように、周りの人に錯覚される、ということ。たとえば仕事で業績を上げた人は、他の人より全体の能力がかさ上げされて、好感を持たれ、結果的にもっといい仕事が舞い込んできたりする。美人のキャスターの発言の方が、信頼できるような気がする、ようなことですね。

 実力をつけるだけではなくて、このような他人の錯覚を利用して出世しようではないか、という本のようです。ただし、自分の人生の岐路では、錯覚や思い込みを極力排除して選択しなければならない。しかし、周りの人は、錯覚しているのに、自分だけ正しいことを押し通すと、それはそれでうまくいかない。

 人間の感覚や、勘が、いかにあてにならないか、正しく物事を見ることができないかという、何度か取り上げているようなことですね。絵を描くのも、瞑想するのも、そのためです。ふつうの人は、そもそも社会に洗脳されているし、自分に都合のいいようにしかモノゴトを解釈しないものです。


 その中から、ちょっと気になったところ。
 『現実というのは、なんとも、矛盾だらけで、散漫で、退屈で、面白くないものなんだ。真実を語れば語るほど、あなたの言葉は勢いを失い、魅力を失い、錯覚資産はあなたから遠のいていく。』

 『大きな錯覚資産を手に入れたいなら、「一貫して偏ったストーリー」を語らなければならない。バランスの取れた正しい主張などに、人は魅力を感じない。それでは、人は動かせない。「シンプルで分かりやすいこと」を、それが真実であるかのように言い切ってしまえ。本当は断定できないことを、断定してしまえ。』

 まるでトランプやボリス・ジョンソンの発言のことのようです。まあ、トランプさんは、どこぞの政治家と違って、公約したことを着実に実現していますが。

君よ 永遠の嘘をついてくれ 今はまだ二人とも 旅の途中だと
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[2019/12/28 16:29] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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