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キャンバスを張りなおす
油絵tecnika2


 油絵を描くキャンバスというものは、布地であるキャンバスを、布地をキャンバスというが、木枠に自分で張るものであった。そして、絵を描きなおすときは、張りなおすものでもあった。いまでも、本格的に大きな絵を描いている人は、10mロール巻きのキャンバスを切り取って、畳サイズぐらいの木枠に張っていると思う。

 こんばんは、ニケ・スカイウォーカーです。
 ちょっとは部屋の掃除をしようかというのと、最近古いキャンバスに描きなおすことが多いので、新しく絵を描く、(古い絵の)キャンバスはあるのか見てみようと、押し入れの奥の方を探ってみた。うちのマンションは、意外と、収納スペースが多い。

 もう絶対人前に出さないような絵とか、木枠とか、剥がしたキャンバスとかが出てきたので、ダメな絵と、比較的使えそうなキャンバスを張りなおして使ってみようと思う。

 以前は、絵の教室で、「キャンバスを張る」というのも実演していたが、今となっては、自分でキャンバスを張る人はほとんどいない。少なくとも私の会員には一人もいない。私だって、年に一度ぐらいしか張らない。

 今となっては、出来合いのキャンバスしか知らない人が多いのではないか。これは、恐らく、トルコなんて行くと、レストランでネスカフェが出てくるけれど、自分で豆を挽いてドリップするコーヒーを飲む人と、インスタントコーヒーを飲むのが普通で、これがコーヒーだと思っている人ぐらい違うんではないかと思う。それほどでもないか。

 というわけで、F12のキャンバスを剥がしてあったものに、新しく絵を剥がしたF10号木枠に張ってみる。この古いキャンバスは学生の頃、何十年も前のものだ。古キャンに絵を描いてはいけない、新しいキャンバスでないとだめだと、ジェダイマスターに言われていたので、失敗した絵は剥がしていたのだ。今だったらそのまま上に描きます。 

 張る方のキャンバスはずっと前から、丸めてあったものだからいいのだけれど、木枠から剥がす方が大変だった。ニッパーを使ってくぎを抜くのである。普通のくぎ抜きとは違い、くぎがめり込んでいるので、かなり力を入れて隙間に刃先を入れる。独特の持ち方なので、指の皮がむけそうになる。急にゲームやりすぎたときみたいに、ゆびの変なことろが磨れるのだ。バンドエイドをぐるぐる巻いて、しのいだ。

 何十年もたったせいか、キャンバスが縮んでいて、すこし小さめのサイズでないと晴れなかった。それで、くぎで打った後の周囲に、以前の絵が見えるのである。木枠も片側が斜めになっている独特の形をしています。四隅のほぞ組も会社によって違います。

 なんだか長くなった。こんなこと当たり前だが、しわが出ないように張るのは難しい。打つ順番もある。今回はここらで止めておきます。キャンバス生地のこととか、木枠のこととか、絵のサイズのこととかは、別にする。またねー!


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テーマ:絵画 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2019/12/30 19:00] | 油絵テクニカル | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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