メトロポリタンオペラ、2009年の「アイーダ」
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 11月末に、ハイビジョンでメトロポリタンオペラの映像を連日放映した。
「トスカ」「アイーダ」「トゥーランドット」「ホフマン物語」の4つも。

 衛星放送を録画して、非常に思ったのだが、ハードディスクに録画した番組名を見るとわかりにくい。なぜならまず「5.1」とか「BSベスト・オブ・ベスト」とか「ハイビジョン特集」とかの名前がついていて、その後で「世界遺産」とか「美の巨人」とか「欧州鉄道紀行」などの番組タイトルがつき、その後に、これが本題である「ヴェネチア」とか「レオナルド・ダ・ビンチ」とか「九寨溝」とかが出てくる。

 それが長すぎるものだから、ビデオのタイトル表示は一行だけ、テレビ番組表だって短い、「BSベスト・オブ・ベスト わが心の旅 パ」というふうに、タイトルが途中で終わっていて内容がわからないのだ。

 「5.1」というのも、特殊な高音質サラウンド音源なのだろうが、アナログテレビで見る限り、以前の放送よりも音質が悪い。これも、新製品に買い換えろということか。


 そこで「トゥーランドット」の途中から見ることが出来たのだけれど、知人から「アイーダ」を見せてもらった。今回のメト・シリーズは、名歌手がコメンテーターを務めている。なんと、ルネ・フレミングがその任に当たって、歌い終わった歌手にインタビューしたり(話がかみあわないけど)、舞台裏の説明などをする。


指  揮:ダニエレ・ガッティ
演  出:ソーニャ・フリゼル
アイーダ:ヴィオレータ・ウルマーナ
アムネリス:ドローラ・ザージック
ラダメス:ヨハン・ボータ
アモナズロ:カルロ・グエルフィ
ランフィス:ロベルト・スカンディウッツィ
[ 収録:2009年10月24日、メトロポリタン歌劇場 ]


 それが始まってビックリ、以前見たのと同じ舞台装置、演出のようだ。それもレヴァイン指揮の20年ぐらい前だと思う。まさかそんな!と調べてみたら演出家名が同じだった。第1幕を見た限り、ほとんど同じだと思う。過去の配役は


指  揮:ジェイムズ・レヴァイン
演  出:ソーニャ・フリゼル
アイーダ:アプリッレ・ミッロ
ラダメス:プラシド・ドミンゴ
アムネリス:ドローラ・ザージック
アモナズロ:シェリル・ミルンズ
司祭長:パータ・ブルチュラーゼ
[ 収録:1989年10月7日、メトロポリタン歌劇場 ]


 ごらんのように、パッと見ただけで、以前の方が歌手が良さそう。
アムネリス役のドローラ・ザージックだけ一緒なのには、ちょっと驚いた。1950年録音のベーム指揮『影のない女』で主役を歌っているレオニー・リザネクを、同じ役で1984年の東京で聴けるのだから。確か同じ頃、メニューインも聴いたな。だからあり得るが、珍しいことだ。

 そのザージック、かつてよりキレが悪い。っていうか、みんな太っていて、レポレロが3人揃って歌っているようなで、みんなオーラがない。アズチューナも歌い、フィオレンツァ・コッソットの跡を継ぐような、かつての勢いはなくなっている。

 特に良いと思ったのは、ランフィス。したがって、第1幕第2場は気分が良い。ラダメスのヨハン・ボータは、昨年、バレンボイム指揮のスカラ座「レクイエム」の時に聴いたが、全然悪くない好感の持てる歌手だった。しかし、録音のせいもあるのかパッとしない。

 演出同じで、歌手が劣るとは、何のために再収録したのだろうか。はたして、第2幕以降、新たな発見があるのか。


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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

[2010/12/28 18:32] | アイーダ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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