新鮮なメト「ホフマン物語」 第1幕
metホフマン3



 その1988年の来日公演でも、もっとも楽しかったオランピアの歌ですが、歌っているのはキャスリーン・キムという、恐らく韓国人歌手。オランピアの歌って、オスカルとかツェルビネッタなどを歌う歌手と共通している。かつてレコードで聴いた中では、サザーランドが良かったように思う。

 この手の曲では、哲人グルベローヴァでは、強力すぎて楽しくない。ちょっと非力な、スミ・ジョーとかキャスリーン・バトルでいいような気もする。キャスリーン・キム、歌はまったく素晴らしい。しかし、見かけが丸ぽちゃ東洋人。なんか変だ。西洋人の方がお人形らしくなるのだろうか。この、意外と珍しい、クローズアップに耐えないような歌手のいない素晴らしいキャストの中で、唯一、場違い感がある。

 プロローグ、第1幕が終わると、ホフマンとオランピアにインタビュー。後ろでは、舞台装置を動かしている。どうやら第2幕のセットに変わったようだ。インタビューも終わり間近、2人の歌手の後ろで、おどけた格好でポーズを取っている人がいる。カメラを意識してふざけているのだ。ネトレプコだった。

 今までで、とくに目立っているのは、実はミューズ/ニクラウス役のケイト・リンジー。何だかカッコイイ。男性っぽい女性歌手。黒っぽいコートを着ているので、「アンドレア・シェニエ」ビデオのフーキエ・タンヴィルみたいだ。グレギーナが出ているやつ。つまり悪役っぽいのだ。


 そうそう、また思い出したのだが、新国立劇場でも見たことがあった。
舞台装置は非常に美しかったが、今シーズンの「アラベラ」「アンドレア・シェニエ」と同じフィリップ・アルローだったのか。

2005,12新国立劇場
演出:フィリップ・アルロー、指揮:阪 哲朗
東京フィルハーモニー交響楽団
ホフマン:クラウス・フロリアン・フォークト
オランピア:吉原 圭子
ジュリエッタ:森田 雅美
アントニエッタ:砂川 涼子
ミューズ:加納 悦子
ニクラウス:加納 悦子
ステラ:林 美智子
母:林 美智子
悪漢4役:ジェイムズ・モリス
召使など:青地 英幸

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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

[2011/01/09 20:44] | その他のオペラ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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