レナータ・スコットと「椿姫」、宿敵はコトルバス!
ついてこーい!…のつづき。

 そもそも私が「椿姫」を聴き始めた(30年くらい前?)、そのときに名盤と誉れの高かったのは、「クライバー コトルバス ドミンゴ」 盤でありました。それを聴いてもあまりいい曲だと思わなかったのですが、続いて「ムーティ スコット48歳 クラウス」盤を聴いたら、これが、すっごく良いのです。

 ぜんぜん違う。なんでこんなにスコットとクラウスが歌うと、味わい深い曲になるのか。ムーティの指揮に感心したことはないが、指揮者の違いなんて、この際どうでもいいことだ。「ドミンゴのワーグナー」という言葉があるが、ないって?、いや、だれでもそう感じていると思う。しかし、定評のあるヴェルディでも、なんだかなー!ということが、絶頂期のドミンゴには多い。若い頃か、晩年の痛んだドミンゴには見るべきものがあるが。

 「リゴレット」であるが、これも名盤と言われるもの「ジュリーニ」盤を聴いた。またもや「コトルバス ドミンゴ」である。これも、ずっと後で、「クーベリック盤 スコット」で聴いて、目を見開いた。またまた、ぜんぜん違うのである。

 ついでに思い出したが、私の好きな『フィガロの結婚』カラヤン新盤、『魔笛』レヴァイン盤。ここでも主役をコトルバスが歌っている。なぜここで、ルチア・ポップを使わないかなーもうっ!(コトルバスに恨みがあるわけではない、念のため)

 ご存じ「名作オペラブックス」でアッティラ・チャンバイは、スコット1962年28歳の「椿姫」録音を、カラス以降もっとも素晴らしいものと言っている。(若くして)「いきなりほとんど完璧なヴィオレッタを達成している。」だなんて。

 そして今週、「スコット ヴェルディ・アリア集」を聴いた。
もう間違いない。
(感情的に)これこそ私がヴェルディのオペラに求める声なのだ。



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テーマ:オペラ - ジャンル:音楽

[2011/03/19 21:33] | 椿姫 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
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コメント
あたりまえです!
スコットこそ神が認めたヴィオレッタです.これを聴いたら,他の人は聴けません,というか,比較はあきらめて別の基準で聴かねばなりません.62年盤は完成度が高いですが,東京での73年ライヴは,もっとスリリングで凄みがあります.スコットの全盛期は60年代と言う人もいますが,なかなかどうして,全く衰えていません.
[2012/06/24 22:54] URL | Dr335 #KuSdPgB2 [ 編集 ]
ありがとうございます
そうですか、そうハッキリと言い切っていただくと、気持ちがいいですね。類書を読んでも、あまりスコットを褒めているモノに当たったことがないので、ムキになって書いてみました。
スコットで良かったんだと、安心しました。
[2012/06/25 00:59] URL | にけ #- [ 編集 ]
今日ブックオフでスコットが歌い、ヴォットーが指揮する椿姫を2枚組250円で買いました…

聴いてみたら確かにスコットの声は別格ですね。声に張りがあってしかもやわらかい

彼女だけ聞いていても満足できる出来です

スコットは前お勧めした山崎浩太郎氏の本でも絶賛されてますよー(私はそれで興味を持った)
[2012/10/27 04:15] URL | 猫大好き #- [ 編集 ]
猫大好きさん、ご賛同いただけてうれしいです。
私はいちばん好きだと思いましたが、それほど興味を示していない人も多いですよね。
ただこの好みは、なんでそうなのか、説明できません。
根拠無き自信で押し通すかな。
[2012/10/28 17:16] URL | にけ #- [ 編集 ]
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