■ リスボンの長い1日 6 グルベンキアン美術館へ
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☆ カステロ(城)から見るリスボン市街。

 バスの中で、アケミがレストランの場所、そしてホテルへバスで送迎する前に、町の中心部で希望者だけ降ろすと言っていた場所を発表した。希望者が多いから、食後はグルベンキアン美術館に近い地下鉄駅前で希望者だけ降ろして、その後ホテルへ向かう、というものだった。誰がそんな希望を出したのだろう。私でさえ直接アケミに言った覚えはないが。

 ただ、フランクフルトの自由時間にもシュテーデル美術館の閉館時間をアケミに聞いたから、美術館好きだと思われてはいただろう。それからこの美術館、いかにも不確かな情報だが、美術館の入場料が、みなさんの見たいような主要部分は2、5ユーロだという。つまりこの美術館はいくつにも別れていて、別々に入場料を払うということか。


 アケミがホテルとレストラン、その他ショッピングセンターへ地下鉄で行く説明をしている。「地下鉄の黄色の線から緑の線に乗り換えて・・・・」と言っているのだが、私の見ている路線図の色と違うようだ。いったい何を見ていっているのか。前方の方の席の人たちを見ると、なにやら薄いリスボン地図の入った冊子を開いている人がいる。もちろん、開いていない人もいる。

 なんだ、あれは。あんなものいつ配ったんだ。持っていないぞ。このあとの食事の時にも確認したが、私と話をした人たちは大抵、もらっていない、と言っている。持っている人に聞いてみたら、旅行会社から資料としてもらったと言っている。アケミに聞いても、きっと、みなさんに配られているはずです、なんて言われるんだろうな。私は、もらった資料の中に入っていた覚えはないし、その時まで見た記憶もない。私が勝手に紛失したのかもしれないし、確信がないので、アケミには言わない。

 食事の後、何とグルベンキアン美術館の近くにバスをとめてくれるとは。見事な添乗員の判断だ。(ギリシャ旅行記を読んだ人にしか分からない話だが)もう、アケミのバカタレ、なんて二度と言いません。まあ、今回のアケミは、いくら私が批判したところでびくともしないオーラが感じられる。みんな、もうちょっと羽目を外して、アケミを困らせてもいいぞ。おかげで、わずかな自由時間の第一の行程がはぶけた。

 しかし、後で歩いてみてわかったことだが、ホテルも美術館もレストランも大した距離ではなかった。それに、25人も美術館へ行ったのだから、美術館の近くではなく、ズバリ美術館前で止めてくれたらもっと良かったのに。しかし、ともかく、予想以上のメリットがあったのだ。ふけとりシャンプーのことではない。


 さて、グルベンキアン美術館とは、リスボンで一番の美術館です。コートールド美術館やティッセン=ボルネミッサ美術館、バーンズコレクションなどと同じように、個人コレクションが元になっています。ここも、3年後に一人で見に来たのですが、まあ、わかりにくいったら。入り口がです。リヒテンシュタイン美術館みたいに、ぐるっと塀を回って、遠回りをしました。

 地図を見て困ることがよくあります。巨大なバス・ステーションとか、広大な敷地の美術館はもちろんちゃんと乗っているのですが、どこから入ればいいのか分からず、遠回りして入り口にたどり着くことがよくあります。確かに、この建物が美術館なんだけれど、入り口が?

 ヨーロッパでは美術館の入り口なんて、小さいプレートしか掛けられていないこともあり、目の前を通りすぎても気づかないこともありました。日本でもたまにあります。ちゃんとした目印を、地図にも入れてほしいものです。焼きたてパンの匂いでも出してくれたら、すぐ行けるのに。


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[2012/01/26 19:20] | リスボンの長い1日 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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