ベルト・モリゾ ある女性画家の生きた近代 坂上桂子
坂上モリゾ




 坂上桂子『ベルト・モリゾ ある女性作家の生きた近代』小学館を読みました。

  「ベルト・モリゾ」は、フェルメールと並んでというと大げさすぎるが、近年注目を集めるようになったらしい。らしいというのは、私はずっと前から気にしていたからだ。もちろんマネの弟子で、肖像で知っていた。

1992年 パリ マルモッタン美術館で「印象派女流画家3人展」を見て感動したのだが、恐らく翌年、1993年頃 新宿伊勢丹でほぼ同じ企画の、「モリゾ、ゴンザレス、カサット印象派女流画家3人展」をやったが、作品が少なく面白いモノではなかった。

その後2004年 東京都美術館「マルモッタン美術館展」モリゾの作品40点。
2007 損保ジャパン東郷青児美術館で「ベルト・モリゾ展」とあった。

 その「印象派女流画家3人展」を検索すると、私のブログしか出てこなかったりして、要するに、これらの画家については、ひどく情報が少ないのです。
ベルト・モリゾ(1841~1895)、
メリア・カサット(1844~1926)、
エヴァ・ゴンザレス(1849~1883)ですな。

 モリゾはマネの2番弟子ですが、1番弟子のエヴァ・ゴンザレスに相当ヤキモチを焼いていたようです。そのせいであるのかどうなのか、マネの弟と結婚します。この本では、このマネとゴンザレスとモリゾの微妙な関係については、触れられていません。カサットとは親しくしていたらしく、いっしょに日本画展を見に行った話など載っています。

 著者は、印象派の中で、ベルト・モリゾが不当に低く評価されていると書いている。その通りなのだろうけど、エヴァ・ゴンザレスの方が、もっと不当な扱いを受けていると感じているので、持ち上げたくなります。エヴァは若くして亡くなったので、もし長生きしていれば、3人の中で最も有名になっていたかもしれません。


morizo.jpg

☆ ベルト・モリゾの作品


Gonzales_-_Morning_Awakeningss.jpg

☆ エヴァ・ゴンザレスの作品


ベルト・モリゾ―ある女性画家の生きた近代 (小学館ヴィジュアル選書)
西洋絵画の巨匠 モリゾ (西洋絵画の巨匠 6)


スポンサーサイト

テーマ:絵画・美術 - ジャンル:学問・文化・芸術

[2012/03/21 18:20] | 美術の本 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<デュベロンのラヴェンダー畑 | ホーム | 鳥取・島根・広島ツアー2012>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://samotorakenike.blog91.fc2.com/tb.php/888-8acca79c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |