『フィガロの結婚』 エクサン・プロバンス音楽祭2012 第1幕
ekusan2012-2.jpg



 昨年は、『影のない女』の放映で、旅から戻ってきた。ことしもうれしいことに『フィガロの結婚』を放映してくれるので、オリンピックはともかく、BSに向かうのである。来週は、『ボエーム』があるし、今年のバイロイト放送は『パルジファル』。おめでた続きだ。

 エクサン・プロバンス大司教館中庭というところは、これまた昨年、ナタリー・デセイの「椿姫」で見たところ。回りを壁で取り囲まれてはいるが、一応野外のようで、空がうっすらと明るい。客席もぼんやり明るい。見たところ、舞台装置が、昨年の『影のない女』のように現代ビジネス現場のようで、ガッカリ観満載なのであるが、どうであろうか。心配だ。


ジェレミー・ロレール指揮 ル・セルクル・ドゥ・ラルモニ  ブリュネル演出
合唱:レザール・フロリサン 2012年7月12日、エクサン・プロバンス大司教館中庭

(前半)0:00:00~1:34:30 (後半)1:36:00~2:56:30

 アルマヴィーヴァ伯爵==パウロ・ショット
 伯爵夫人========マリン・ビストレム
 フィガロ========カイル・ケテルセン
 スザンナ========パトリシア・プティボン
 ケルビーノ=======ケイト・リンジー
 マルチェリーナ=====アンナ・マリア・パンザレラ
 バルトロ========マリオ・ルーペリ
 ドン・バジーリオ====ジョン・グレイアム・ホール
ドン・クルチオ(裁判官):エマヌエーレ・ジャンニーノ
アントニオ(庭師):ルネ・シレール
 バルバリーナ(庭師の娘):マリ・エリクスメン


 第1幕 とある会社の資料図書室

 右壁に4mほどもある書庫。中央にフィガロのオフィス。その右に同じく鉄骨枠だけの4m資料棚。奥にガラスばりの別のオフィスと数人の会社員が働いたり、こっちを見たりしている。右手前にソファーがある。極めて目障りの悪い舞台装置だ。

 フィガロもスザンナも秘書?。おそらく伯爵は社長なのだろう。当然他のメンバーもサラリーマン風体である。右手前のソファー部分だけ2人の部屋。スザンナは頭から白い布を、ブーケを、平安ひきずり女のように長く延ばして動き回る。

 スザンナの髪型が、いつものプティボン風で、黒柳徹子の小タマネギか、大仏頭か、要するに結んだ頭頂部が2段になって見える。なんとなく変だと思うぞ。

 部屋に明確なしきりはなくて、2人でいるときでも、ガラスの向こうから誰か見ていたり、部屋の隅に誰かいたり、通りすぎたりする。3曲目のフィガロのカヴァティーナ途中、仕事をするしぐさのフィガロの後ろで、ガラス越しに、バルバリーナをくどいている伯爵のようすが見える。

 続くバルトロのアリアでは、どういうわけかマルチェリーナがブーケをかぶって横にいる。バルトロは資料をコピー機に乗せたりと、やはり作業をしながら歌う。その後、ハシゴに登って資料を捜しているマルチェリーナの、そのハシゴに、下着やブラやパンツをたくさん掛けた洋服かけを押して出てきたスザンナが、おもいきりぶつける。

 まだ付けていたマルチェリーナのブーケの裾を踏んづけたり、ブラを投げたり、パンツを引っ張って伸ばしたり、もうめちゃくちゃです。その様子を、となりのブースから喜んで眺めている同僚もいます。

 主要以外の登場人物は、レザール・フロリサンのメンバーのような気がします。それにしても、歌と演奏がいいのかどうか、さっぱりわかりませんなー。



スポンサーサイト

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

[2012/08/13 20:04] | フィガロの結婚 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<ナザレ・アパート ポルトガル | ホーム | 孤島の鬼の今日一日>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://samotorakenike.blog91.fc2.com/tb.php/970-692f7383
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |