ナザレの市場通り 3
ポルトガル、ナザレの市場通り、の続きです。
地面の不揃いな敷石を描き込んでいくと、遠近感が出てきました。

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[2017/01/20 18:24] | アートライブ2017/18 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
吉永小百合
 元来、映画も10年に一度ぐらいしか行ったことはないし、カラオケで歌うなどということも数年に一度ぐらいしかなかった。人との付き合いがないだけだと言ってしまえばそれまでのことであるのだが、外へ出るのは、オペラを見に行くぐらいだったのだ。

 ところが一昨年、一人でカラオケに行って、ほぼ一日中いる(ずっと歌っているわけではないらしいが)という、ある人に誘われて六回ほどカラオケに行った。一回あたり3時間。平日だと何時間いてもそれほど料金が違わないらしい。たいていドリンク飲み放題でもある。

 そんなに長時間いると、若い頃なじんでいた、ニューフォークとかニューミュージックといわれていたものだけではなくて、よく知らない古い歌や、新しい歌も試しに歌ってみることになる。だから朝ドラの「麦の歌」や「365日の紙ヒコーキ」なんてのも歌ってみたのだ。「赤いスィートピー」や「乙女のワルツ」「卒業写真」も歌ったのだ。女子の歌ばっかり挙げてみたが、女子では中島みゆきが圧倒的に歌いやすい。

 もちろん、つれていってくれたオジサンは、ほとんど演歌しか歌わないので、半分くらいは付き合いで古い歌を歌う。「上を向いて歩こう」「氷雨」「知床旅情」「メランコリー」「港町ブルース」「雪国」「いつでも夢を」なんてのです。

 あるとき藤山一郎の「青い山脈」を入れてみた。何でこんな古い曲に馴染んでいるのか分からないが、よく知っているのだ。歌はもちろんちゃんと歌った(つもりである)が、映像がすごかった。吉永小百合主演の映画版「青い山脈」が映っていた。若い、かわいい。かわいすぎる。

 感動して、二人とも歌はそっちのけで画面に見入っていた。どういうわけか本人の歌である「いつでも夢を」の時は、本人の映像はなかった。もう一度カラオケに行くことがあったら、「青い山脈」を忘れないようにしようっと。
(違う映像バージョンも多いと思うので、マネしないように)
何度でも言いたい。
吉永小百合、かわいい。


吉永小百合若s

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[2017/01/15 18:13] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
三つのオレンジへの恋 3
三つのオレンジへの恋 F6 2013年

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F10号での再挑戦。

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[2017/01/12 17:15] | アートライブ2017/18 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
聖アグネス 1
またまたずっと以前の絵を発見したのであるが、急に描きたくなったので上から塗りつぶす。
珍しい人物画であるが、いまではもっと上手く描けるだろう。きっと。

リベーラ1

リベーラ2

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[2017/01/08 17:30] | アートライブ2017/18 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
マリー=ルイーズ・デ・タシスの肖像
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 二年半ぶりの【名画100選】です。
人物画を描いていたら、お手本としてのアンソニー・ヴァン・ダイクを思い出しました。

『マリー=ルイーズ・デ・タシスの肖像』(1630年)リヒテンシュタイン絵画館
ヴァン・ダイク Anthony van Dyck  1599-1641

 日本ではそれほど有名ではないが、17世紀に活躍したフランドルの代表的な画家。11歳でヘンドリック・ファン・バンーレンに弟子入りした後、ルーベンスの最も重要な助手のひとりを務める。同時代のベラスケスのように「画家の中の画家」と呼ばれるほどではないにしても、重要な画家。「ヴァン・ダイク・ブラウン」という絵の具の名前でも残っている。

 イングランドの上流階級を描いた肖像画でよく知られている。ほとんどの国際的に有名な美術館にはヴァン・ダイクの作品が所蔵されている。イギリス王室のロイヤル・コレクション、ナショナル・ギャラリー(ロンドン)に14点、プラド美術館に25点、ルーブル美術館(パリ)に18点ある。このようにヨーロッパの美術館ではよく見かけるが、日本の展覧会では、良い作品は2点しか見たことがない。

 肖像画以外にも歴史画、宗教画、神話画などの作品もある、そしてネットで調べると、このようなルーベンスの亜流のような作品ばかり出てきて、ヴァン・ダイクの本領を発揮していると思われる肖像画は少ない。そして、やはりネットや画集で見ても、本物の感動は伝わってこない。伝統に裏打ちされた人間の精神の高貴さを、人類がこの時代しか持たなかった美しい様式で描かれた、かけがえのない芸術だと思う。

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[2017/01/05 20:01] | 名画100選 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ 天地真理&キャンディーズ 12月の図書 ■
 久しぶりに、天地真理とキャンディーズのベスト盤を聴きました。
散歩にはとても適しています。
ちなみにデヴュー曲は「水色の恋」「あなたに夢中」です。
山口百恵は「としごろ」、桜田淳子「天使も夢みる」、郷ひろみは「男の子女の子」ですね。

 気に入っている曲は、天地真理では、「水色の恋」「思い出のセレナーデ」
キャンディーズは「内気なあいつ」「アン・ドゥ・トロワ」です。

  
 今日からはあなたと二人 誰も知らないたびだちだから
 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜がくる
 アン・ドゥ・トロワ 今がその時もう戻れない



バイオハザード4 アフターライフ 2h映画
あらすじ名作劇場 三四郎60m
蘇我入鹿暗殺計画 54m
100分de名著 ラヴィ・ストロール 25m×4
あなたの知らないイタリア ヤマザキマリ 北村一輝 50m

★キッチン 吉本 ばなな
★おとなになるってどんなこと? 吉本 ばなな
アムリタ 上巻 吉本 ばなな
アムリタ 下巻 吉本 ばなな
★女のいない男たち 村上春樹
★★まだ見ぬ書き手へ 丸山健二

世界中で迷子になって 角田 光代
いつまでも男と女 渡辺 淳一
スマホをやめたら生まれ変わった クリスティーナ・クルック
なぜ、マツコ・デラックスは言いたい放題でも人に好かれるのか? 内藤 誼人
非常識な休日が、人生を決める。 千田 琢哉
さあ、最高の旅に出かけよう 千田 琢哉
人生の9割は出逢いで決まる 千田 琢哉
人はみな「愛」を語る 曾野綾子 三浦朱門
知的読書の技術  渡部 昇一
★楽しく生きるのに努力はいらない 池田清彦
ぐっと上達!人気画家池田清明の人物画テクニック
やさしい人物画の描き方 角田 絋一
池田清明画集-作品1998?2013
孤独になれば、道は拓ける。 千田 琢哉
超一流の謝り方  千田 琢哉
読書をお金に換える技術 千田 琢哉
たった2分で、決断できる。 千田琢哉
人と比べないで生きていけ 千田琢哉
不食という生き方  秋山 佳胤/アキヤマ,ヨシタネ
死なないカラダ、死なない心 成瀬 雅春
直感力-カリスマの条件- 津本 陽
精神科医が教える自分のままで幸せになる恋愛術 和田 秀樹
ゼロ 堀江 貴文
さよならインターネット 家入 一真
50代からの「老いない体」のつくり方  満尾 正
100%集中できてストレスをためない脳の鍛え方  吉田 昌生

★天地真理 THE BEST
★キャンディーズ ベスト
COBALT HOUR
伽草子
青春歌年鑑 続'74PLUS
青春歌年鑑 続'75PLUS
青春歌年鑑 続'77PLUS
青春歌年鑑 続'76PLUS
Bete Noire Bryan Ferry
絢香 遊音倶楽部 ~1st grade~
帰郷 さだまさし1986
球体の奏でる音楽 小沢健二96
犬は吠えるがキャラバンは進む 小沢健二
Life 小沢健二94
Takuro Live 2012

Strauss :Capriccio Sawallisch58
ピアノ協奏曲第22・25番 Serkin84
Handel: Flute Sonatas Graf70
Piano Sonata No 29 Vedernikov
Piano Sonata 30・31・32 Vedernikov76
Piano Sonatas, K 331 Gulda61
SHOSTAKOVICH No.5 & No.9
Strauss : Violin Concerto, Sonata In E Flat
Violin Concertos 4-5 Oistrakh70
Bach,Harpsichord Concertos
Vivaldi: 6 Cello Sonatas, Op. 14 Ofra Harnoy
ヴィヴァルディ チェロ・ソナタ集作品14  ハーノイ
TURANDOT ニルソン ストコフスキー
TURANDOT Karajan80
Un Ballo In Maschera KARAJAN89
ツィゴイネルワイゼン 天満敦子2006.4.18-20 川口リリア
ピアノ・ソナタ全集 1 Gould67 1-6
ブルックナー第6番 JochumBRSO66
ブルックナー第7番 JochumBPO64
ブルックナー第9番 Wand98
ピアノ・ソナタ全集 1 Gould67 1-6
ピアノ・ソナタ全集 2 Gould70 7-10
ベートーヴェン Vn協奏曲 Furtwangler44Berlin
Tchaiko&Mend: V Concertos Chung81





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[2017/01/02 21:17] | 今月の図書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
1997年の深井尊子 3
 今週は、北越の非常に寒いところに行ってきました。
毎日雨か雪か吹雪か曇天です。室内にいても凍えます。
関東は天国のような晴天です。散歩も気持ちいい。

 年末になってから人物画に取り組んでいます。
人物画は、本人の許可もなく、ここに出すのもいかがなものかと思い、
思いっきり古いのを出します。
「1997年の深井尊子」の連作3点目。

1997深井1

1997深井3

 特別に、新年のご挨拶はいたしません。
よいお年をお迎えください。

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[2016/12/30 19:40] | アートライブ2015/16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
荒海クリーム
 運がいいのか、それほど寒くないのにもかかわらず、かなりの荒れっぷりの日本海にあたりました。
サーフィンの出来そうな高波。
波打ち際には、ウノハナみたいな泡がたまっている。
スクランブルエッグや生クリームのようにも見える。
道路まで風で飛ばされてくる。
クリームまみれの体になる。

佐渡海1

佐渡海2

佐渡海3

佐渡海4

この中に飛び込んでみたい。

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[2016/12/27 20:06] | 国内旅行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
カゴのある静物画
20年ぐらい前の静物画です。

静物画1

静物画2

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[2016/12/24 17:23] | 絵画作品2015/16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
女のいない男たち 村上春樹
 村上春樹の小説では、長いものしか好きではない。短編集はもちろん、「多崎つくる」や「アフターダーク」のような短めの小説も好きではない。最近の短編集「女のいない男たち」も、たまたま図書館で見つけた、もう人気がないということか、ので期待しないで読み始めた。

 冒頭の「ドライブ・マイ・カー」と「イエスタデイ」は、ポールの名曲ですね。前者は名盤『ラバーソウル』の開始曲なので、全体の色を支配する勢いがあります。そのせいがあるのかないのか、一般的には好意をもって受けいれられているとは言えない本だと思いますが、前半は、テーマとはそれほど関係なく、人生を深く掘り下げているような感銘を受けました。


 3編目の「独立器官」より、気になったところを。

『逢い見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり』 権中納言敦忠

 恋しく思う女性と会って身体を重ね、さよならを言って、その後に感じる深い喪失感。息苦しさ。そして、そんな感情を自分のものとして知ることのなかったこれまでの私は、人間としてまだ一人前じゃなかったんだなと痛感しました。


 すべての女性には、嘘をつくための特別な独立器官のようなものが生まれつき備わっている。
 どんな嘘をどこでどのようにつくのか、それは人によって少しずつ違う。しかしすべての女性はどこかの時点で必ず嘘をつくし、それも大事なことで嘘をつく。大事でないことでももちろん嘘はつくけれど、それはそれとして、いちばん大事なところで嘘をつくことをためらわない。
 そしてそのときほとんどの女性は顔色ひとつ、声音ひとつ変えない。なぜならそれは彼女ではなく、彼女に具わった独立器官が勝手におこなっていることだからだ。だからこそ嘘をつくことによって、彼女たちの美しい良心が痛んだり、彼女たちの安らかな眠りが損なわれたりするようなことは、特殊な例外を別にすれば、まず起こらない。

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[2016/12/21 14:25] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
青いドレスの婦人
ブリュッセルにあるベルギー王立美術館の新館にあった、
リック・ウォーテルスの青いドレスの婦人(日本語表記は不明)
もうちょっと、太らせたい。

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[2016/12/18 10:17] | アートライブ2015/16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
サントリーニ島特集
 2年ほど前に、写真集を持って宣伝したせいで、今回の作品展はサントリーニ島が5点もあった。
1/2/5枚目がイアで、3/4枚目がフィラの街である。
最近の写真を見ると、ちと、きれいにしすぎではないかと思う。


サントリニ1

サントリニ2

サントリニ3

サントリニ4

サントリニ5

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[2016/12/14 17:07] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
おとなになる
 いつだったか大江健三郎の文章を読んでいたら、三世代にわたる海外でも有名な日本の文学者について書いてあった。先輩世代では谷崎潤一郎、川端康成。同世代では三島由紀夫、安部公房。後輩で現在圧倒的に売れているのが村上春樹と、吉本ばなな。大江らの真ん中世代がいちばん売れないんだとぼやいていた。

 村上春樹の長編はだいたい読んでいるが、吉本ばななは、それほど有名ではなさそうな作品を二作読んだことがあるだけだった。長い作品でないと興味がないのだ。有名な「キッチン」も読んでいなかった。それで、先日、小説読み始めたいのだが、何から読んだらいいかという質問に答えて「キッチン」と言ってしまった。人に勧めておいて自分が読んでいないのもいけないと思い、読んでみた。

そしたら有名な「キッチン」は、とても良かった。感動した。それで、調子に乗って図書館から吉本ばななの本を六冊借りてきた。そのなかで、最も短い、子供向けエッセイとでもいった「おとなになるってどんなこと?」をすぐに読んだ。これもすごく良かった。なにが良かったのか、はっきり言えないが、すこし書き出してみます。


 いちばん大事なことは、自分の中にいる泣き叫んでいる子どもを認めてあげることです。ないことにしないことです。そうすると心の中に空間ができて、自分を大丈夫にしてくれるのです。大人になるということは、つまりは、子供の自分をちゃんと抱えながら、大人を生きるということです。

 たくさんの時間を共有して、お互いの匂いやいやなところを知っている体の言葉と、精神的に同じ価値観を共有している精神の言葉と、両方を備えていないと友だちとは呼べないと私は思っています。
 
 本当に友だちと呼べる関係になるには、長い時間がかかると思っています。だから人生の中でそんなにたくさんの友だちができるはずがありません。恋愛と置き換えるととても簡単なことですが、毎日のように会っていても、たとえその人とセックスしていても、お互いが「あなたがとても好きです、恋人と呼んでもいいですか?」と約束を交わさないと恋人とは呼べません。

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[2016/12/11 16:25] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
連作 善峰寺
 京都・善峰寺の絵ですが、F6号を2枚横につなげて細長く描きました。
善峰寺は京都の南西の山の上(長岡京の方)にある、京都の寺にしては広い敷地で、奈良の長谷寺や室生寺のような大規模な構造をしています。JR東海の「そうだ、京都行こう!」で、取り上げられてました。
眼下に京都市街を見下ろせます。
2004年の秋に行ったのですが、とても良かったので、翌年の春にも行きました。

善峯左
左画面

善峯右
右画面

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[2016/12/08 17:57] | 絵画作品2015/16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
まだ見ぬ書き手へ 2
 1994年に図書館から借りてきた、丸山健二『まだ見ぬ書き手へ』。先日、図書館祭りで古い本を(無料で)放出し、その数日後もまだ残っていた本の中に、この本を発見して持って帰りました。偶然、22年ぶりに、手にしたのです。



 小説を書き始める前のあなたは、結局何も見てはいなかったのです。自分自身も、他人も、世間も、ほとんど見ていなかったのです。他人を見る、世間を見る、それも必要以上に見るということは、自己の内面を覗き込む以上に、小説書きにとっては大切なことなのです。人間とは何か、人間としてどう生きるべきか、あるいはどう死ぬべきかという普遍のテーマに逃げることなく挑みつつけなければ、魂を揺さぶる、真の感動を呼び起こすまでには至らないのです。

 ありとあらゆる芸術が取り扱うのは、要するに魂の問題なのです。それと正面切って対峙している人はとても少ないのです。なぜならそれは暗く辛いことですから。幸福や安定に近づけば近づくほど人はそれから離れていってしまうのです。
 
 文学ほど個人に立ち返ることができる、つまり己の魂と向かい合うことができる芸術はほかに例がありません。書き手は読み手の数倍もの孤独を味わっていなくてはならないのです。孤独というものに慣れた、孤独のエキスパートでなければ書き手はつとまりません。

 創作に携わる者は、自分以外の力をあてにしてはいけません。あなたの小説はあなたのペースで、あなたが全責任を負って、誰にも口を出させず、最後の最後まで自力で完成させなければなりません。

 五年経っても、十年経っても、そこに待ちかまえているのは、今日と同じような、書く気があるのかないのか自分でもよく分からないような日々なのです。ともかく毎日書き続けた方がいいのです。大張り切りで書くことはありません。ともかく事務的に毎日少しづつ書くのです。持てる力の半分くらい出して、リラックスして、書き続けるのです。

 書き手になったからには、あなたの上にも、あなたの下にも、また、あなたの横にも誰かを置いてはならないのです。一人になることから始めて一人のまま終わっていくのが、芸術を追い求める者のあるべき姿なのです。
 
絵画や彫刻といった美術館の世界においても、自作を前にして恐ろしく次元の高い言葉で説明し、飾りたがる人がいます。そんなことをする必要はありません。そんなことは作品を読めばたちまち分かるのですから。その作品について作者がまだあれこれいいたいというのは、完成していない証拠でもあるのです。限界まで挑んだ作品なら、作品の意図するところを訊いてくる読み手に答えてやることはありません。

 心を開いて話ができる人間はあなたが考えているほど多くはありません。一生のうちに一人か二人いればいい方で、普通は一人もいない場合の方が多いのです。真の芸術家ならば絶対に仲間を作るようなことはしないはずです。あなたの作品に注目しても、あなた自身に接近をはかるようなまねしないはずです。

 もしあなたが独身で、どうしても結婚したいと考えたのなら、あなたに積極的に寄ってくる女性は外すべきでしょう。あなたが追いかけても逃げてしまう女性の中から選んだ方が、あなたにとってもその女性にとっても、より本物に近い恋愛になるはずです。

 一人で平然と生きてゆかれるようなあなたになるということです。一日中誰にも会わず、数ヶ月間口をきかなくても苦痛を感じない、というような人間を目指すのです。そこをくぐり抜けなければ何も見えてこないでしょう。
 



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倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるはし

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[2016/12/05 16:53] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
■ いつでも夢を 11月の図書 ■


 「青春歌年鑑」という2枚組CDのシリーズがある。1961年から1990年代まで毎年の分が出ている。1970年代あたりに関してはさらにプラス1CDが出ている。このシーリーズをついに1961年から20年分ぐらいパソコンに取り込んだ。

 自分の高校生ぐらいの時の曲はもちろん楽しいが、古いのもおもしろい。坂本九、水原弘、橋幸夫、島倉千代子、都はるみ、西田佐知子、和田弘とマヒナスターズと吉永小百合、一節太郎なんておもしろい。

 「上を向いて歩こう」「こんにちわ赤ちゃん」「いつでも夢を」「琵琶湖周航の歌」「スーダラ節」「コーヒー・ルンバ」「アンコ椿は恋の花」「自動車ショー歌」「愛して愛して愛しちゃったのよ」「いっぽんどっこの歌」「世界は二人のために」「君こそわが命」「伊勢佐木町ブルース」「港町ブルース」「時には母のない子のように」「フランシーヌの場合」「黒猫のタンゴ」「白い色は恋人の色」
ああ、なつかしい。



★京都人の密かな愉しみ 月夜の告白 2h BS
★恋する一葉 BS 1h50s

恋しくて  村上 春樹/編訳
筋金入りのヘタレになれ 島田 雅彦
本質を見通す100の講義 森 博嗣
「見た目」で選ばれる人  竹内 一郎
言ってはいけない 橘 玲
聞くだけでこころ安らぐ比叡山延暦寺のお経とおはなし
流されず、いまを生き切る50のメッセージ  田坂 広志
ダボス会議に見る世界のトップリーダーの話術 田坂 広志
その後とその前  瀬戸内 寂聴  さだ まさし
100歳まで元気な人は何を食べているか?  辨野 義己/ベンノ,ヨシミ
男脳と女脳-人間関係がうまくいく脳の活用術 茂木 健一郎
医者が教える正しい少食術  山口 康三
ねじれとゆがみ-毎日すっきりセルフ整体教室- 別所 愉庵
荘子 1(中公クラシックス E4)  森 三樹三郎
人間を磨く-人間関係が好転する「こころの技法」 田坂 広志
幸せとは、気づくことである 茂木 健一郎
ドラッグ食(フード)-あなたを蝕む食依存と快楽-  幕内 秀夫
「いい女」になりたいあなたへ 荒木 創造
こうして、思考は現実になる  パム・グラウト
仏教で愉しく死の準備  三田 誠広
成功脳と失敗脳 茂木 健一郎
「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!  苫米地 英人
京都で見つけるとっておきの紅葉(京都を愉しむ)
奈良大和路の紅葉(奈良を愉しむ)
アーティストになれる人、なれない人  宮島 達男
大人の「ローマ散歩」 内野 正樹


ピアノ協奏曲第20・27番 Perahia77
ピアノ協奏曲第22・25番 Serkin84
Piano Concertos No. 20 & 25 Michelangeli89
ブルックナー第2番 JochumBRSO66
ブルックナー第3番 JochumBRSO67
ブルックナー第8番 Boulez96
Der Fliegende Hollander 2 Bohm71
Handel: Flute Sonatas Graf70
Haydn: Piano Sonatas 2 Gould81
Jewels Queen
REINCARNATION
Blood On The Tracks 血の轍
ザ・グレイテスト・ヒッツ・オブ・ヒロミ・ゴー
森田公一とトップギャラン・青春時代
Don Giovanni   Furtwangler19540803
ブルックナー第8番 Boulez96
IDOMENEO   Gardiner
R.Strauss: Oboenkonzert 広田智之09
青春歌年鑑-Best 30-'64
青春歌年鑑-Best 30-'65
青春歌年鑑’61 

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[2016/12/02 19:13] | 今月の図書 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
まだ見ぬ書き手へ 1
 丸山健二という小説家の作品では、小説は芥川賞受賞しか読んでいないが、エッセイはずいぶん親しんで読んだ。たしか「GORO」という雑誌に連載されていた『メッセージ 告白的青春論』角川書店 1980を、だから30年ぐらい前に、感心してよく読んだものだ。

 1966年、「夏の流れ」が第23回文学界新人賞受賞。
翌年、同作が第56回芥川賞受賞(23歳での受賞は当時最年少)

 その後、図書館で『まだ見ぬ書き手へ』朝日新聞社 1994を借りて読む。だから20年ぐらい前のこと。小説家を目指す若者にあてて書いた、これぞ小説家の生きる道、といった内容の本です。

 この中で、小説は7回、一から書き直せ。それで満足のいくものが3作できてから新人賞に応募せよと言っています。村上春樹も言っているように、なんども書き直すのです。書き直すことから学ぶものが多いようです。

 しかし文学では、書き直しというのはこれぐらいなのでしょうか。毎回、全然違った主題を見つけてこなければいけないものでしょうか。「四季」で有名なヴィヴァルディなんかは、ヴァイオリン協奏曲を何百曲も作曲しましたが、同じ曲を何百回も作曲し直しただけだなんて言われることもあります。

 モネの連作を例に出すまでもなく、画家にとっては同じモチーフを何度も描くのは当然のことです。絵を見るのも、何度も見るのが当然です。読書というのも、同じ本を何度も読むのを読書というのであって、一回や二回読んだぐらいでは、読んだことになりません。


 丸山健二『まだ見ぬ書き手へ』から、1994年に書き写した文章より。


 問題になるのは、才能の有無です。いかなる世界で生きるにせよ、そこで成功するには何をおいても才能が絶対不可欠であり、さらにその才能の質が問題となってきます。

 才能とは、普通の人よりも何か特別な力を持ち合わせているということではありません。むしろその反対で、普通の人が持っている能力を一つか二つ持っていないことなのです。

 本当に執筆に当てる時間は、あなたや愚かなプロの書き手が思っているほど長くありません。一日にせいぜい2,3時間が限度です。それ以上書いて書けないことはないのですが、書いてもただ書いただけという程度でしかないような代物になるだけなのです。

 嫌気がさしても、気分が乗らなくても、ほかに面白そうなことがあっても、体調が少々悪くても、一日に二時間きちんと書き、そして完成させるのです。何が何でも完成させてみせるという気持ちを持つことが第一で、その作品の質をどうやって高めてゆくかはそれからの問題です。

 創作の喜びとは、きょうあす中にどうにかなるような、一年や二年の奮闘で手にはいるようなものではないのです。プロの世界では楽しんだり、面白がっているうちは仕事になっていないのです。それを仕事という形にさせるには、ストーリーづくりの楽しさが消えた後どこまで深く彫り込めるかにかかっているのです。

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[2016/11/30 14:28] | おすすめの本 2 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
悠彩会展
ただいま開催しています、悠彩会展です。

悠彩会展1

悠彩会展4

悠彩会展2

悠彩会展3

悠彩会展5

悠彩会展6

悠彩会展7

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[2016/11/26 20:03] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
ナザレの市場通り 2
明日から悠彩会というグループ展に出します。
なんてことか初雪が降りそうな予報ですね。
今日は、会場入り口の案内作りました。ペンキも買ってきました。
明日は、飾付けをしたあと、3mの看板を2枚書きます。
この看板は、ビニールシートに油性ペンキで書くのですが、かなり乾かないのです。以前家の中で書いたときは、3日間もかかって、じゃまで困りました。だから、いったん書いたら仕舞ったり出来ないので、会場で取り付ける寸前に書くことにしました。どうなることやら。

ポルトガル、ナザレの市場通り、の続きです。
ナザレという地名は、もちろん?「ナザレのイエス」のナザレからとったものです。
海岸に出ると、すだれに鰯の開きが干してあって、日本みたいです。

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[2016/11/23 18:14] | アートライブ2015/16 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
これから悠彩会展
今日、市展の作品を搬出してきたばかりであるが、もうすぐ初心者講座から初めて12年ぐらいやっているグループの展覧会をやります。今年、3回目の中央公民館における展覧会である。なんだか多すぎるような気がする。
昨年の市展で、1位と2位である、市長賞と市議会議長賞作品があるので、案内はがきに載せることになりました。


16ha悠彩

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[2016/11/20 19:30] | 展覧会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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